2012,09,17, Monday
メインのリズム用サンプラーがS6000からKontaktになって数年経ちますが、
たまにS6000を使ってた頃との音質の違いを感じることが。 ずっと感覚的には分かっていたのだけど、先日S6000で作った曲の流し込みKontaktでやり直してみたら明らかに昔流し込んだ音の方が良い。 と感じたので今更ですが比較テストしてみました。 テストはS6000とKontaktを比較。ついでにBatteryも試してみました。 同じMIDIファイルで全部サンプルも同じ。パラアウト設定して全パーツ同時に録音。S6000はアナログアウトからオーディオインターフェイスへ。 同時に録音してる関係で各トラックの録音レベルも同じでも出来上がった2MIXのレベルはタイミングの誤差も関係あってS6000だけ低めです。 S6000 Kontakt Battery mp3じゃ分かり難いかもしれないのでWAVも。 S6000のWAV KontaktのWAV BatteryのWAV 今まで感覚的に感じてた違いとピッタリ同じで、Kontaktは低音がよく出ててきめ細かく若干湿った感じ。 これがたまにリズム全体を沈んだ印象にしてしまったり、奥まったりするのがいつも嫌でS6000の頃はこんなこと無かったよなぁ、と感じてたわけです。 特にスネア。こう比べてもスネアはS6000が好き。 キックはそんなに問題を感じてなかったのですが、こう比べてみると結構違う上にKontaktの方が好みかも... ハイハットの類いはどっちでもいいかな?(笑) というわけでキックはKontakt、スネアはS6000...と思いきや、ついでにテストしたBattery。こいつが良い...全体的に好みかも。 沈んだ印象も無く、音も速くなったような印象。レンジ感はS6000に近いけど、もっと歯切れがいい感じ。 いやぁ、やっぱり専用機が良いのね...っていう当たり前の結果でした。 MIDIのタイミング精度やaksysが例のRosettaの関係で新しいOSに対応してないので、S6000が最高ってことにならなかったのは良いのですが、 本当は鍵盤上にずらっとサンプル並べたいんだよなぁ...
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2012,05,14, Monday
スタジオ作るとなってからモニタースピーカーをどうするかずっと検討していたのですが、
部屋の鳴りにも慣れて来たので本格的に動き出しました。 前の作業場から使っていたのはGENELECの8030A。 なんで8040や8050じゃなくて小さい8030Aなのか。 たしかに大きいサイズの方がレンジは広い。気持ちいい。 けど、ウーファー径の問題かなんだかわかりませんが、少しだけ音が遅く感じるんです。 調整すればなんとかなりますがちょっと中抜け感も。 それから僕の場合一般的な設置よりスピーカーを近めに置くんですね。液晶モニターと同じか少し遠い位。 この距離が作業効率と液晶の干渉との妥協点かなと。スピーカー間とリスニングポイントが130cmの正三角形くらいかな? で、モニター音量も割と小さい音量を多用する。 となると小さめサイズのが都合良くて8030Aとなってるわけです。 で、8030Aの不満点ですがやっぱ低域。 これは見え難い。どうしてもキック、ベースの量感、余韻、長さが分からない。 で、低域の質も。背面バスレフのせいかなんだか分かりませんが、 ちょっとユルいというか低域の質が聞き取りにくいというか、キックのアタック感の違いが分からない。 全部重量感のあるしっかりした柔らかい低音になっちゃうんですよね。それがGENELECの気持ち良さでもあるのかもしれませんが。 そういうわけでFocal、Musik、ADAM、ProAcあたりが候補となりましたが、最終的に選んだのが、 NS-10M Studio導入と8030Aの続投(笑) なんじゃそりゃ、今更10M?って感じですが。これにサブウーファー のMackie HRS120を追加という方式をとりました。 2.1です。 実はずっと2.1は検討して他機種でテストしたり研究していたのですが、 なかなかイケそうだという結論になりこの形でしばらくやってみることにしました。 しかし10年前に常駐していたスタジオで使っていたのは10Mと1032A。 結果的に昔に戻る様な形になったわけで、えらく遠回りしたなって感じです。 実際10M使っていた時に感じていた問題も低域でしたからね。それ以外は嫌いだったわけじゃない。 結局いつも問題になるのは低域なんですよね。他は慣れればなんとかなる事が多い。 サブウーファーはAvocetのOut3に繋ぎ、常時On。どちらのモニターを選んでいても低域はサブウーファーの担当です。 もちろんオフることも可。 8030AはBassをロールオフ。 10MのパワーアンプはCrownのD-75Aで駆動。 うちの環境では10Mとサブウーファーを組み合わせた状態の時だけ位相が合わなかったので、サブウーファーの位相はそのままに10Mを逆相にしました。 このシステムで問題になるのはクロスオーバー周波数が個別に設定できるわけでは無いので、そこは少し妥協することになります。 現状サブウーファーのクロスオーバーは80Hzで10Mとの繋がりは丁度良い感じなんですが、 8030Aのロールオフはもう少し上から、 しかももう少しなだらかに落ちている感じなので80〜120Hz位のどこかに少し凹み、80Hz以下ののどこかがちょっと凸なところがある様な気がします。 それでも概ね良好。こうしてみると8030AのBassをロールオフして10Mと整合性が取れるんだから、どれだけ10Mの低域が出ていないかってことですね(^_^;) やっぱこのスピーカーだけで低域のマネジメントは無理だと思うよ... でも試しにサイン波スウィープしてみたら低域と超高域以外はかなりフラット。8030Aは4k付近が凹んでるからね。 もう一つの問題はHRS120のサイズ。 4辺がそれぞれ50cmあって、しかも重さは42.6kg! この重さと変わった内部構造のおかげでこの量感と戻りの速さが実現できてるのだと思いますが、さすがにうちの小さいスタジオでは邪魔... でもしょうがない。と思えるストレスの無い低音を鳴らしてくれています。 その扱いにくさのせいかディスコンらしいです。でもやはりこのクラスではダントツではないかと。 設置はデスク下に。邪魔なので左のスピーカー台の下に配置してみたりしましたが、やっぱり低域は指向性が弱いとはいえちょっと違和感。 もっとクロスオーバーを下にするとかすれば良いのかもしれませんが... どっちのスピーカーで確認しても低音の出方は一緒だとか左右で60Hzの低周波を逆相で入れたらどうなるんだ?消えます。ハイ とか。色々問題ありつつも、色々試聴して確認、調整してますが感触は良い感じです♪ とはいえしばらく使ってみない事には分からない部分があるのもスピーカーの奥深さ。 来年にはしれっと他のスピーカー使ってたりするかもしれません(笑)
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2012,04,19, Thursday
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2012,03,28, Wednesday
ジュスカ・グランペール「千年の戀(ちとせのこい)」
NQCL-4016 2012/03/28発売 本日発売のジュスカ・グランペールNewアルバムに以前アレンジした「Kyoto et moi~Pavane feat. Clementine」が収録されております。 ジュスカ・グランペールの二人とクレモンティーヌの声、パリと京都が融合した曲です。 ジュスカ・グランペール
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2012,02,15, Wednesday
あんだけテレキャス欲しいって言ってたのに血迷って購入。
![]() 稀に見る酷いジャンクです。改造用の土台。 ネックのトラ模様だけ立派ですが。 ラージヘッドっていうと定番のイングヴェイ改造でダメになってる個体は多いし、 重くて市場価値低め。僕には好都合。 ちなみにテレキャス欲はまだ収まってません、当然。
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