2010,02,24, Wednesday
完成です。
![]() 配線の変更でかなり音が変わりました。高域まで普通に伸びて透明感が出るように。こんなに差が出たのは初めて。どれくらい違うかというと、ピックアップ変更くらいの違い。 ノイズはほぼOKレベル...だけど満足はできないかなぁ...やはりピックアップのノイズが多いのかな?これくらいなら我慢するけど、自分で組んだ楽器とかSadowskyに比べるとうるさい。とりあえす元よりもノイズの量は10分の1以下になりましたけどね。 オレンジドロップは好みでは無いかも。絞っても高域が残る感じがするし、ディップが付いて思い通りにならない...セラコンの方が僕にはあってそうです。殆ど使わないとはいえ。 見た目はパッと見70年代前半ぽいけど、ヘッド見て「アレ?」って感じでしょうか。 ![]() このベース、一般的なS8シリアルでは無くて、S88から始まる一桁多いシリアルなんです。最初の二桁、S8の部分と、その後が別プリントって感じで、ちょっとフォントサイズが違う。シリアルとしては78年だろうけど、ポットデートは79年の1週目!ネックデートはあるみたいだけど読めない...というか、塗装する前にサンディングで消された感じ。 ボディも後期に見られるコンターが浅い感じ。ほとんど削ってない(^_^;) 実は塗装も微妙なんです。剥げた部分から白い下地が見えてます。詳しくないのでわかりませんが、黒の下地に白って塗るのかな?もしかしたらリフィニッシュ?と思ったんですが、劣化具合がそれっぽくない。溶け具合と裸部分の境目が。 まったく持って僕の予想ですが、ボディは白ボディとして製作されて放置。78年にネックは製作されシリアルはS8だけプリントされたんじゃないでしょうか?その後しばらく寝かされた後、79年以降に組まれる時にネックデイトが消され、ボディは黒を上から塗ってS8以降のシリアルが入れられたのでは?なんて。ま、大した理由は無かったりするんだろうけど。 70年代後期はこんな微妙な仕様が多いので、明確に何年製って言えないと思いますが、ちまたではシリアルで年代が決められることが多いのだろうから、78年製と呼ぶのが正しいのかな? 思いの他、オリジナルと思われる部分が多かったです。塗装は怪しいとしても、それ以外はオリジナルっぽい部分が多い。といいつつガンガン弄ってしまいましたが...ま、60年代の楽器だったら気分的にこうはいじれないだろうけど。配線、ハンダ、ポット、ジャックなんかもオリジナルがもてはやされるヴィンテージ。消耗品だと思いますけどね... ![]() それにしてもこの音。70年代サウンドを語るベースが巷に溢れる中、なんでこの年代のFenderじゃないと出ないのかね...
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| 音楽::機材 | 12:52 AM | comments (2) | trackback (x) | |
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コメント
きよぴー様
コメントありがとうございます。 マニアック? そりゃしがないおっさんのblogですから、多少はマニアックにいきますよ。昔からJunkなもの、好きですから♪ Fenderに思い入れがあったりするわけでは無いのですが、世の中FenderのBassでの録音が多いわけで...ズルいですね、正解に近いというより、正解そのものですから。音楽に詳しい人ほど、この音は好きなはずです。 きよぴーさんのアンプ記も楽しみにしてますよ。MARKⅠ、いい音してるよねぇ。次ベーアンやらないの?
| Yutaka Kumada | EMAIL | URL | 2010/02/26 11:00 AM | KVbCE.7I |
fenderベース日記、こんなに書いていたんだ。
マニアックだなあ! fenderイイ音してましたよね? 僕は好きです。
| きよぴー | EMAIL | URL | 2010/02/26 04:33 AM | Esslkd46 |
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