2017,06,30, Friday
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2017,06,16, Friday
友人ミュージシャン達とうちのスタジオでジャムって遊んでる様子をYouTubeにアップしてみました。
Naked Jam #01 - Chicken 当然ですがリハやったりの聞かせる為の準備は無し。その場でスポーツ感覚での演奏なのでまぁドキュメンタリとして。 多くの演奏動画はしっかり準備してるやつか音悪いかなので、こんなハプニングまでクリアに聞けるのがあってもいいかと(笑) たまにアップしてく予定。
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2017,04,04, Tuesday
デジタルキューボックスを新たに導入しました。
BEHRINGER POWERPLAY 16 P16-MとP16-I。せーのができるように4台。 当然ブースにはキューボックスあります。アナログの普通のやつ。 本当はこれがCRにもあればいいんですけど、4台となるとケーブル関係含め、ちょっと大げさ。そんなに使うものでもないし。 ただ、やはり気になるのはレイテンシー。スペック上は「less than 1ms」としか。 というわけで測ってみました。ASP880にクリック音入れてアナログアウトとADATアウト、それぞれをP16-Iに入れてP16-MのアウトをProtoolsに戻して録音。 ![]() アナログインプットに入れたものレイテンシーは48kで38samples。0.7msecですか。 ADATの方はASP880のA/Dを挟んだ分遅いのか48samples。1msec。考えてみたらこれは参考にならないですね。失敗。 普通にI/OのADATとか出せばDA/AD/DAとならず、一度のDAで済むのでレイテンシーも低くなるんでしょう。 それよりもアナログに入れたものとADATに入れたもので逆相になってます?!え、3番Hot? ケーブル作り間違えたかなぁ... 他、前持って調べてわからなかった部分、 •ADATアナログの切替は手動ではできず、ADATの信号が入力されたらそっちが優先。 1chごとの切替も当然出来ず、8chごと。1-8ADAT、9-16アナログ等は可能。 •組めるグループは一つ。 •リミッターがかけられるのはマスターのみ。 マニュアルが簡素過ぎて、いじってみないと分からないことが多いです。 Protools HDXのシステムレイテンシーが75samples@48k。1.5msec。合計で2.3msec。距離でいうと約74cm。 低レンテンシーの為にHDX入れているのに1.5倍になるのはちょっと悔しいところですが、 結局ライン楽器収録時が主なのでレイテンシーもまぁ、いいかと。どうせ重めのデジタルエフェクター使ったらこの位遅れるし。 それより位相。ELCO端子またバラさなきゃ...
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2017,03,26, Sunday
YouTubeにアップした音はちょっと塩漬けすると音が良くなるかもよ?
前回まではYouTubeのノーマライズについて測定検証してきましたが、 今回は実際にYouTubeにアップロードした音の音量がどのように変化するか、 実際に音をアップロードして実践検証して行きたいと思います。 アップロード方法は2Mixを48k24bitのWAVファイルで用意し Final Cut Proに取り込みFull HDで作成、直接FCPから共有アップロードしています。 まず同じ曲を2種類の音圧で用意しました。 一つはがっつりマキシマイズしたもので、ラウドネス値も-6.7LUFS。 一つは先の結果からラウドネス値が-13.0LUFS、ピーク値-1.0dBFSになるように調整したもの。 下記はアップロード前にラウドネスメーターで測定した結果です。 がっつりマキシマイズしたオリジナル (ラウドネス値-6.7LUFS) ![]() YouTube用マスタリング音源オリジナル(ラウドネス値-13.0LUFS) ![]() 次にアップロードしたものを前回までの方法と同じようにYouTubeで再生して測定した結果です。 がっつりマキシマイズをYouTubeで再生 (ラウドネス値-6.8LUFS) ![]() YouTube用マスタリング音源をYouTubeで再生(ラウドネス値-13.0LUFS) ![]() あれ、ほとんど変わってない!? もしかしてアップロードしてからノーマライズされるまでにタイムラグがあるのか? ということで何度か計測し直していたところ、2日目に変化が。 がっつりマキシマイズをYouTubeにアップして2日後に再生 (ラウドネス値-11.3LUFS) ![]() YouTube用マスタリング音源をYouTubeにアップして2日後に再生(ラウドネス値-13.0LUFS) ![]() 無事ノーマライズ処理されました。 やはりアップロードして直ぐに測定したものはノーマライズ処理されていなかったということですから、アップロードしただけで何が変化するかがわかります。 ラウドネス値は0.1LUFSの変化でほぼ変化無しとみても良いと思いますが、 ピーク値は0.6か0.7dBFS上がってます。 エンコードでインターサンプルピークが発生するのは予想通りですが、 思った以上に変化が大きく、-1.0dBFSをピーク値ターゲットにするのは正解ですね。 で、ノーマライズの方ですが、 YouTube用マスタリングの方は変化無し。-13LUFS。 がっつりマスタリングの方は4.9下がって-11.3LUFS。 その差1.7。うーん、 変わらないね!とはとても言えない差。 思ったよりがっつりマスタリングがノーマライズで下げられなかった。 というより、前回までの測定でも-11.3LUFSってトップクラスにデカイ。 インスト曲で4パートのシンプルな音なのが逆に下げる必要が無い、と解析されたのか!? これだと13.0LUFSをターゲットは失敗にも見える。 13LUFSターゲットのYouTube用マスタリング音源も-11.3LUFS前後まで上がるのが本来のノーマライズだと思いますが、 やはり音量を上げる方向には作用しないということでしょう。 次は実際にターゲット値を数種アップロードしてノーマライズの挙動を確認していきます。 曲は某番組テーマ曲。オリジナルのマスタリング前の音源のラウドネス値は-21.7LUFS。 -16、14.5、-13、−11.5、−10、−8.5LUFSと7種類を用意して比べてみることに。 -8.5LUFS → -14.8LUFS peak -6.5db -10LUFS → -15.0LUFS peak -5.4db -11.5LUFS → -15.1LUFS peak -4.3db -13LUFS → -15.3LUFS peak -3.2db -14.5LUFS → -15.4LUFS peak -2.6db -16LUFS → -15.4LUFS peak -1.4db -21.7LUFS → -21.7LUFS peak -8.8db やはり-21.7LUFSの音源はそのままで上げる処理は行われず。 下げられたものの中心値は-15.1LUFSくらいでしょうか。 -14.8〜-15.4LUFSということなので、まあまあ揃っています。 が、この曲の場合ターゲット値は-15LUFSで良かったという感じ。なんでこんなに下げられてしまうのだろう? 先述の曲と比べるとラウドネス値に4LUFS程の差があるわけで、どういうアルゴリズムなのか気になります。 実際の音を公開するわけにもいかないのですが、違いとして思い浮かぶのは3点。-11.3LUFSになった先述の曲をA、番組テーマ曲をBとすると、 ・曲の長さ。Aは12分以上。Bは18秒。 ・Aはジャムセッション的な音源でナチュラルなミックス。Bはそれなりに派手なミックス。 ・Aは全生楽器だがダイナミックレンジは普通。Bはほぼ打ち込みでロゴ部分とBG部分で分かれており音量差あり。ロゴ部分はVUもかなり振れる。 個人的には3番目が原因として怪しいか。短時間的や一時的なラウドネス値を考慮するアルゴリズムになっているのでは?と思いますが、わかりません。 とにかくターゲット値はミックスや曲によって±2LUFS程度の変動があるということだけは事実として残りました。 ラウドネスターゲット値は中心値としては-13LUFSだけど、実は-11LUFSまで稼いでおけば、曲によってもっと大きい音になる可能性もあるということです。 マキシマイズ、リミッティング無しで-11LUFSや-13LUFSの数値になる曲ってそう多くないと思われるので、やはりマスタリングは必要ですね。 それもYouTube専用のマスタリングにする方が有利です。もしくはSpotifyと共通の-11LUFSも有りなのでは? どちらにしろちょっと-13LUFSは音楽用としては高過ぎかな...もう少し小さければ大部分の曲はマキシマイズが要らなかったと思うのだけど。 最後にアップロードからノーマライズが行われるまでのタイムラグですが、今回の場合、 2/15 18:46アップロード。 2/16 01:00変わらず。 2/16 16:32変わらず。 2/17 15:44変わらず。 2/18 15:12ノーマライズ確認。 ということで3日。他も大体3日目には処理されていました。 逆に短期間CMなんかの場合は裏技も使えるか... 第4回に渡った今回の検証も一応最終回。 要点をまとめます。 ・ノーマライズは音量を下げる方向にしか作用しない。 ・ターゲットラウドネス値の中心値は約−13LUFS。曲により±2LUFS程度の変動あり。-11LUFS位まで稼いで効果がある場合もあるかも。 ・True Peak値は-1.0dbを最大とすれば安全。 ・アップしてノーマライズされるまでは時間がかかるので、公開日には最低3日余裕を持つ。 ・未だにアメリカンヒットは女性のセクシー画像ばかり。 ・J-Popは動画タイトルに「/」を使う。 ちょっと結論としては弱い感じもするので機会があればもう少し検証したいですね。
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2017,03,21, Tuesday
Hit曲の音圧解析 (J-Pop編)
さて前回に引き続きYouTubeヒット曲のラウドネス値測定、J-Pop編です。 今回はYouTube公式の2016年「音楽」トップトレンド動画(日本)Top 100というプレイリストを上から順に。といった感じで測定してます。あとは同じアーティストで被らないように適当に。 PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen Official)ペンパイナッポーアッポーペン/PIKOTARO(ピコ太郎) 2016/08/25 に公開 -13.1LUFS -4.4db 前前前世 (movie ver.) RADWIMPS MV 2016/08/19 に公開 -12.8LUFS -3.6db 欅坂46 『サイレントマジョリティー』 2016/03/15 に公開 -13.4LUFS -4.9db 星野 源 - 恋 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】 2016/09/20 に公開 -12.7LUFS -1.0db [MV] Perfume 「FLASH」 2016/04/12 に公開 -11.7LUFS -2.5db JY 『好きな人がいること』Music Video Short Ver. 2016/07/10 に公開 -13.3LUFS -2.4db 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE / Feel So Alive 2016/03/08 に公開 -13.6LUFS -1.0db ケツメイシ / 友よ ~ この先もずっと・・・ MV 2016/04/05 に公開 -12.4LUFS -3.7db Flower 『やさしさで溢れるように』 【映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』主題歌ver.】 2016/05/24 に公開 -12.3LUFS -3.9db 岡崎体育 「MUSIC VIDEO」Music Video 2016/04/19 に公開 -11.1LUFS -1.4db 【フル】RADWIMPS/スパークル(映画『君の名は。』主題歌)cover by 宇野悠人 2016/08/26 に公開 -14.8LUFS -2.8db Dream Ami / トライ・エヴリシング (Dream Ami version) 2016/03/31 に公開 -13.9LUFS -2.2db 平井 堅 『魔法って言っていいかな?』MUSIC VIDEO(Short Ver.) 2016/06/15 に公開 -14.5LUFS -1.5db BABYMETAL - KARATE (OFFICIAL) 2016/03/17 に公開 -13.0LUFS -4.9db 安室奈美恵 / New Single「Mint」-short ver.- 2016/05/09 に公開 -13.4LUFS -3.8db J-Popの2016年YouTubeヒット曲のラウドネス値平均は-13.06LUFS。 最高は岡崎体育で-11.1LUFS。海外編も含め全体で最大値。 最低は演ってみた系でRADWIMPSカバーの-14.8LUFS。 3.7の上下差。うーん、無視出来ない差。 それから今回はピークに達した音源が一つも無かったのも特徴。ノーマライズされている可能性高し。 15曲ではサンプルも少ないけど… ここまでの結果を見ると-13LUFSをターゲットにするのは中心値として考えればあながち間違いでも無さそう。とはいえ、大分バラツキがあるので結論としては雑な気がします。 これをふまえ、次回は実際に音をアップロードして検証する実践編です。
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