2011,08,17, Wednesday
以前はサミングミキサーの類使ってる人多かったですけど、最近はProtoolsの内部ミックスも増えた感じ。PT8以降は結構中混ぜも有りって雰囲気を感じますが、みなさんほんとの所はどうなんでしょう?
で、内部ミックス完了でさぁ落としますよっていっても、色々方法ありますよね。 一番簡単なのはバウンスコマンド。これ、一番簡単なせいか音悪いって言われがち。いつもやっててなんとなくバウンスコマンドはこんな感じの音。そんな悪くは無いでしょ。ってイメージがあっていつも擁護してたんだけど、感覚的な話では説得力無いし自分的にも気になったので、実際ほんとにダメなのかABテストしてみました。 出走は、 1.) 普通に1-2アウトでバウンスコマンド。 2.) 全トラックバス経由で新しいオーディオトラックに録音。 3.) 一度AES/EBUでデジタル出しして、同じデジタルで受けて新しいオーディオトラックに録音。 以上3種類を2曲で。もちろんブラインドテスト。テスト環境はProtools 8.04。インターフェイスはLynx Aurora16。 ![]() ![]() あ、画像の順番はバラバラです。 結果ですか? かなり微妙です。思ったよりも。プラシーボ効果じゃないか確認する為に何回もテストをやり直しました。 この音源を聞くだけで3つの方式を特定するとしたら、自分のモニター環境でスイッチングしながらじゃなきゃまず特定できないと思います...それも同じ場所ループ再生したりして。そんな感じで判断すれば3.)はほぼ100%言い当てられそう。 1.)と2.)は微妙で2曲目(下画像)は逆相にして殆どのパートが消えるくらい。でも確かに違う。 逆相にして消えれば同じものと今まで考えていたけど、今回は考えを改めました。ほんのちょっと、髪の毛1本分違う可能性もあると。某forumでは非科学的とされる一派の仲間入りです(笑) トラックごとに消え具合が違うのは挿してるプラグインの問題ですね。この点は今度追求したいです。デジのディレイとか残る量が多かったから。あとはオートメーションとかの誤差に関しては検証できてません。 でも音の傾向は今まで何となく感じてた傾向と近かったです。違いは思ってたよりずっと小さかったけど。感覚って凄いね。昔のバージョンから改善してるのだとは思うけど。 はっきり言って他にこだわるべき事は他に山ほどありますが、 こういう種類の音の違いを別の方法で出すのはちょっと面倒だな。 って思うので、積極的に利用していきたいですね。事実、今回の2曲はそれぞれ選んだ音源別々です。 バウンスコマンドも別に十分使えます。が、今回は別の音源を採用する事にしました。 それぞれの性格は分かったので、次からは3つ落とさずとも「この曲はこの方式!」って判断できそうです。 自分メモとして感じた違い ●音の上下定位。 ●センター定位した音源の距離感。 ●マルチマイクで録ったもののトランジェント、定位。 ●低域の沈み具合。ハイミッドの明るさ。 ここまで書いてなんですが、サミングミキサー、興味あるなぁ(笑)
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2011,07,11, Monday
ノイマンの87や67タイプを立てる時にに使うサスペンションホルダー。
純正品だとEA87。実売で¥36000位。高いですよねー。 床からマイクスタンドを伝ってしまう振動を抑えるのに必須ですが、どう考えても足下見てる値段。これだったらもっと良さそうなサードパーティ製品のが音良さそうです。M600とか、安いのだったらうちでも451とかに使っているSABRA-SOMとか。 SABRA-SOMのSSM-1は良いのだけど、太いマイクには着脱が面倒なのでサードパーティ製品を探してみました。で、見つけたのがWide Gain Trading Ltd.ってところが作ってる製品。 ebay上にStore Pageがあるのでそこから購入。 値段は$59.95!送料タダ! しかもオークションでも出品してるみたいだからもっと安く手に入るかも。送料はむこう持ちなので届くまで2週間位かかりましたが、そんなの大した問題じゃ無し。 モノはこんな感じ。 作りはちょっと荒い。けどもこの値段差でちょっとですから。 適合機種はU87 Ai, U89i, U87,TLM193,TLM103, TLM127, TLM170, M149。マイクにあわせて4種類のスクリューが付属します。 装着してみた感じも問題無し。少しゴムが硬い気もするけど換えれば良いし。 マイクから外すとスクリューがはずれがちなので、ホームセンターで28mmのパッキンを買って来て落下防止に装着。 良い買い物したと思ってます。
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2011,06,23, Thursday
エンジニア中村文俊さんのスタジオを見学してきました。
目的はモニター環境の構築について、おもに2.1システムについて相談してきました。 いや、さすがに良いモニター環境で仕事してますね。参考になることたくさん。 一見複雑なようにみえることも理由や対処はシンプル。一つ一つ問題や欠点を補完していくやり方は見習おうと思います。 中村さんは結構モニターをしょっちゅう変更してるイメージがあったんですが、 今はFOCALとMusikに落ち着いてるようです。 FOCALも自分が感じていた欠点はかなり解消してましたね。かなり良かったです。 ![]() あとは機材や業界の話やら。 エンジニアの仕事だけにとらわれない中村さんは僕ともクロスオーバーする部分が多いので参考になります。 色々マニアックなもの、話はあれど、Mac Proの側面にでっかい穴まであけてファン取り付けてるのはビビリました(^_^;)
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2011,06,21, Tuesday
Slate Digitalのプラグインのライセンストランスファーについて。
他のiLok使用のプラグイン同様、iLokのトランスファー手数料が$25かかるのは当然として、それ以外にプラグインのソフトウェア本体のダウンロードやアップデートに必要なアカウントのレジストレーション情報の変更に$30かかります。合計$55。どこにもそんなこと書いてないですけどね。検索で引っかかるようにここに書いておきます。 Slate DigitalにE-Mail送って、Paypal経由で$30支払い。それ以外にiLokのライセンス管理画面のスクリーンショットも送るように要求されます(汗) 最近はこういうメーカー多くなった気が。 ソフトは中古でも価値下がらないから2次売買を嫌がるのは分かるけど。ユーザーにとっては2重請求の感覚。
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2011,06,08, Wednesday
海外のギター弦専門店Northeast Kentucky Musicで弦を買ってみました。
いつものD'Addario EXL170を20セット、エレキギター用とアコギ用のElixirを5セットずつの合計30セット。 D'Addario EXL170TP Twin Pack Nickel Wound Light Electric Bass Strings 45/100 Price: 21.00 Quantity: 10 Elixir 11052 Nanoweb Coated 80/20 Bronze Acoustic Light 12/53 Price: 10.99 Quantity: 5 Elixir 12052 Nanoweb Coated/Anti Rust Plain Steels Electric Light 10/46 Price: 8.49 Quantity: 5 --------------------------------------------------------------- Order Subtotal: 307.40 Taxes: 0.00 Shipping: 40.00 Total: 347.40 日本円で¥29,030。 EXL170TPというのは2つ入りパックですね。発送はUSPS Priority Internationalで$40、保険付き。ギター弦1セットだけだと$3で送ってもらうことも可能みたいですが、ちょっと送料は分かり難いかも。あとUSPSなので関税と手数料で¥900とられました。 注文したのは5月19日で届いたのは6月3日なので約2週間。海外からの買い物とはいえ、最近のサービスから考えるとかなり遅い部類ですね。発送まで1週間以上かかって、メールで催促して慌てて送った感じでしたし。でもま、安いのは安い。 5弦用のテーパー弦が無かったのが残念。
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