2011,05,23, Monday
何年か前から良いと噂のベース用フラット弦、Thomastik - InfeldをPBに張ってみました。
![]() 最初に知ったのはFender CSのピノモデルに張ってある弦ってことで知ったんですが、あの楽器が凄い良いのは弦の所為もあるのかなーってことで何年越しかで試してみる事に。 一応比較対象はいつも張ってあるダダリオのニッケルラウンド。ほぼ死にかけ(笑) ほんとはフラット弦同士で比較できれば良いんですが、そこは専門家?に任せます。 今回もシールド1本。NO EF、NO EQの録りっぱ。 D'Addario - XL Nickel Thomastik - Infeld 同じイメージで弾くと、フラット弦の方が指に引っかかるので強めのピッキングになってしまいますね。 トマスティックの印象としては 1.)音の腰がちょっと高い。 2.)フラット弦としては意外とハイのパリッとした部分も出る。 3.)ハイミッド(700hz〜2khz)の個人的に嫌いな音が嫌いじゃない感じで出る(笑) 4.)各弦のバランスがちょっと微妙。低弦側が弱く感じた。 1.)に関しては一番下の重低音が少ないのか、中域が多いからか。腰高になる代わりにオケでは抜けそうな音。アンプで鳴らすと丁度良いかも。 2.)に関しては時間が経てば落ち着くのかも。 3.)に関してはかなり好印象。アンプで鳴らした時とかに目立つ弦がフレットに当たった時とかのコツコツした音とか、爪が弦に当たった音とかの硬い音が個人的に好きじゃないのですが、そういう耳障りな感じが無い。これは他の弦では味わえないなーっていう中域の質感で素晴らしいと思いました。 4.)は特にスラップで感じましたが、慣れと楽器の調整でまかなえますね。 とりあえずB-15かBassmanで鳴らしたいなー。 トマスティックって1種類しかゲージが無いんですよね。しかも結構細い。特に3弦は.070とかなり細い。3弦が太いのは好きじゃないので好みだけど、流石に細すぎかと思って試しましたが案外そうでもなく。結構丁度良いかなと思えるバランス。何よりフラット弦て楽器鳴らすのが大変ってイメージがあったんですが、それが簡単に鳴ってくれるのが楽。ただちょっとネックとナットの調整が必要かも。ダダリオに比べると、多少テンションが低いのか、ほんのちょっと逆反り方向に動きました。これは張ると大体逆反りするフラット弦としては嬉しいですね。ナットはやはり三弦だけちょっと溝を狭くした方が良いかもしれませんが、ダダリオも張りたいので僕はこのまま放置します。 あと、結構弦が伸びます。まだチューニングが安定しない感じ。ラウンドより伸びる印象。昔張ったフラットは全然伸びなかったけどなー。 全体的に非常に好印象なのでこのまましばらく使ってみますが、ラウンドに戻る可能性が大。2本プレベ持っていればねー(笑)
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2011,05,22, Sunday
ずっと放置していたプレベのノイズ。
重い腰をあげてやっとシールド処理を施しました。 ![]() 元は何も処理されたいない状態。 ![]() キャビティ内に銅箔を貼ってシールドに落とす。ピックアップキャビティも銅板を外してシールド処理。もし銅箔の継ぎ目があればそこもハンダ付け。 ![]() ついでに配線材はBeldenに。ほんとはシールド線は太いのに変更したかったけど、穴を通らなかったので結局元のまま。 一応音比較。 シールドケーブル1本のNo EF、録りっぱです。 元 シールド処理&配線材変更 って音源録ってから気付いたけど、ピックアップの高さ調整が変わっちゃったから音質比較にはならないね... それでも弦を触ってない時のノイズが明らかに減ってるのはシールド処理よりも配線材変更が効いてるのかな?太い配線材にするとノイズは増えるもんだと思うけど? ついでにチュ−ニングしたくなくなる感じ(笑)だったペグの汚れ。 ![]() おなじみピカールで磨いて、ギア部分はグリスアップ。相当使い勝手は向上したけど、やはりこの時代のものは精度が甘い。ゴトーとかに換えたい部分。
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2011,05,04, Wednesday
先日、友人作曲家の作った自宅スタジオを見学に行ってきました。
![]() スタジオとしては大きくは無いけど、作曲部屋としては十分すぎる広さ。自然光も取り入れて明るい素敵なスタジオ。 こんなのあったら最高だなぁ…色々参考になりました。 ![]() 奥様のピアノ室も石壁がとっても素敵でした。
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2011,04,11, Monday
Mac OSX 10.66 Snow LeopardとMac OS9.22のファイル共有の仕方。
今更ですが自分のメモ用。 1.OS9マシンとMac Proをイーサハブに繋ぐ。もしくは直接結線。 2.OS9マシンのコントロールパネル→ファイル共有→利用者&グループタブ で新規利用者を作成。名前、パスワードを半角アルファベットか数字で。 3.OS9マシンの中の共有したいフォルダをFinder上で指定。 ファイル→情報を見る→共有 「この項目と内容を共有する」にチェック アクセス権を設定。先程設定した利用者にアクセス権を与える。 4.OS9マシンのコントロールパネル→ファイル共有→開始/停止タブ でファイル共有の開始ボタンを押す。 「TCP/IP 接続でファイル共有を可能にする」 にチェックが入っている事を確認。 5. Mac ProのFinderメニュー→移動→サーバへ接続 のサーバアドレスに、 OS9マシンの「ファイル共有しています」の右に表示されているIPアドレス(afp://***.***.***.***)を入力。接続ボタンを押す。 6. 先程OS9マシンで設定した名前とパスワードを入力。 でOS9マシン上の共有ファイルMac Proから接続可能。 新規利用者の設定はしなくても良いけど、OS9マシンの「所有者」部分が日本語だと接続できないので注意。
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2010,09,07, Tuesday
馴染みのスタジオのスピーカーを入れ替えるということで聞き比べに。
写真を撮るのを忘れたのでテキストだけですが... とりあえす最後に感動したいので値段の安い順に聞いていくことにw ADAM A8X リボンツイーターのスピーカー。リボンのイメージで高域が凄く綺麗に出るかと思うとそうでもなく、割とザックリした高域。ちょっと粗過ぎる印象も。ここの質は値段相応。でもウーファーとの繋がりは昔より随分良くなった印象。何より低域のレスポンスが良い。特にアタックよりもリリースでしっかり音が止まってくれる。音質的にはバスレフから出てますって感じのディテイルのハッキリしない部分もあるけど、これはミックスし易いと思います。定位感良し、音量によるバランスの崩れもそれ程でもなく、極小の音量以外なら問題無し。値段以上の性能。 全体的に派手な出音で疲れそうだけどノレル。 PMC モデル名失念(TB2S-AIIかDB1S-AII) 今回の試聴では最下位。興味もそがれたのでモデル名もよく分からない...パワーアンプ部分の取り外せるやつ。 全体的にモヤけた印象で、音が遠い感じ。楽器ごとのバランス自体はとても良いけど、低域はよく分からない。盛り下がってしまってあまり追求せず。 Focal Twin6 Be 高域はツマッタ感じが無く、突き抜ける感じ。ボーカルのシビリアンス成分なんかは他で聞き取れなくても「本当はこうでした」的に再現してくれる感じ。低域はちょっと不足気味だけど質は良し。中域、特に1kより下の基音が集まってくるような帯域が残念。なんか定位にバラツキがあって分かりにくい。高域、低域はしっかり定位してるんだけど...で全体的な楽器バランスは少し悪い。というかアコースティックギターのカッティングが凄く大きく感じた。もしかしたらドライバー一つのモデルだとまた違うかも。 GENELIC 8050 よく知ってる感じの音。少し中抜け気味?でも全体的な楽器ごとのバランスは良好。予想していたけど、試聴したスタジオ、部屋との相性が余り良くなくて低域のモヤモヤした位相の良くない感じはさらに顕著に。癖があるといえば凄くある。 GENELIC 8260 話題のパーフェクトスピーカー。今回はDSP補正は無しだけど、専用ソフトで帯域、位相の補正ができるらしい。今回の部屋とは相性が良くなく、というか完全にオーバーサイズって感じで専用にスピーカースタンドを用意しての試聴ですが、期待し過ぎもあったのか期待の割りには... 帯域ごとのバランスは凄く良い。全部の帯域澱み無く鳴る。特に中域のハッキリしにくい帯域,、300~700位が凄く見える。高域の透明度も結構高得点。アタックのハッキリしたものよりも持続音のディテイルがハッキリ聞こえる為に相互のバランスがとりにくい印象もありますが。 GENELICはスピーカーからの距離次第でかなり低域が変化します。特に8000シリーズ以降が顕著なので背面バスレフが一つの原因ではないかと。このモデルもそこはやはり同じです。デスク下からの低域の回り込みが多いのでは? 僕的に一番NGだったのはセンターと左右の繋がりが悪かったこと。真ん中、右、左に定位してるものは凄く良いのですが、その間の定位が分かり難いというか...少し奥まる感じがする。これは部屋の大きさ、つまりスピーカー間の距離が問題かもしれません。狭い部屋だったので、もっとスピーカー間の距離を空けて使うべきスピーカーかと。是非広めのスペースで聞いてみたいです。もしくはもっと小さいモデルが聞いてみたい。諸々感じた問題点もそれで解消してしまう気が。 今日のスタジオの問題点となる低域の聞き取り難さを解消するという意味ではADAM A8Xが適していそうでした。あ、でも自分の好み的にもアダムかな。次点は8260。大きいスタジオではたしかに良さそうな予感は感じました。 それにしても評判の良いものを「イマイチ」と評価するのは非常に勇気が要りますねw
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