kaiだらけでごめん 海ちゃんのお気楽生活
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kaiちゃん犬としてどうなの? 2007/01/02
夜、ベッドに入ろうとするとKaiが必ずベッドの端にあごを乗せてこちらをじっと見ている。ママ もう寝ようねって顔で。
ちょっとだけ、耳のところを掻いてあげて本を読み始める。
部屋の明かりは消してベッドのスタンドだけなので、Kaiちゃんの顔がぼーっと浮かんでいる。もう一度Kaiの頭をなでてあげるとそれでもじっとこちらを見ている。
寝る前はいつも本をぺらぺらとめくりながら時を過ごす。
眠気が一気に訪れれば、15分もしない内に眠りに就くのだけれど、時には段々目がさえてしまって1時間も2時間も読み耽ることもある。
今夜は「浮世でランチ」by山崎ナオコーラ 賞をもらって話題となった「人のセックスを笑うな」もすごく良かったけれど、私はこちらの方が数倍好きだ。何よりも彼女らしいという気がしてにやっとしてしまう。
実はナオちゃんは娘の小一からの仲良し。今でも時折連絡を取っては会ったりしているらしい。一緒にスキーに行ったり、日常の思わずにやにやしてしまうような愉快なエピソードや思い出がいっぱいだ。
去年の秋の始まりの頃、バッタリ彼女に出会ってしばし立ち話。いつもの彼女らしく淡々と、でもはにかんだような笑顔で、「どうも」と挨拶する。両手にいっぱいの荷物をぶら下げている。きっと家族へのお土産かななんて思いながら、じゃあ 我が家にも時には遊びに来てねと言って別れた。
若いとか年を取っているとか、男とか女とか、お金持ちか貧乏かとか、頭がいいとか悪いとかに関係なく、同じ温度で感じることってある。同じ波長にはまるとすごく嬉しい。小説のおもしろさはそういうことかなあと思う。
今日は妙に目が冴えてしまってまた起き出してしまった。ベッドの横で熟睡するKaiちゃんに話し掛けながら、背中を撫でていたらちっとも気付かずくうくう寝ている。なんど話し掛けても眠りから覚めない。犬としてこれはどうなの?ねえ kaiちゃん! ふーむ まあ いいか。
私もこの飲みかけのワイン飲んだら、寝ることにしよう。
そう言いながら宵っ張りの私、年の初めから飲みすぎ傾向にあります。いけないいけない。。。
夢で残念 2007/02/11
kaiにはパパが見えるのかもしれない。
時折、部屋の天井をじっと見つめていることがある。


彼はふいに訪れる。
明け方、それは夢に違いないのだけどめちゃくちゃリアルにやって来る。あっ 来たのって感じで私はもう嬉しくってその時をとてもとても大事にしようと思う。

始めは人に言ったらもう来てくれないかもと思って、言わないようにしていたけれど、そういうことではないらしい。
だって、我慢して内緒にしていたのにずっと来てくれなかったから。

いつも夢に現れると、無口な彼、
もしかしたら、おしゃべりは禁止されているのかしら?

今日、彼の履いていた黄色いソックス。何故黄色?
夢の中で絶対これを奪うんだと思っている。
これを脱がせて、彼が来た証拠にしようと思っている私。

深い眠りから覚めたみたいで、気付いたらもう10時。
なんて、長い間眠っていたのかしら。
さて、手には黄色いソックスはなかった。残念。
やっぱり夢でした。
傍らで、まだくぅくぅ寝ているkaiちゃん。
パパに会ってるのかなあ。
はぁぁ? やっぱり夢ですね。。。
春のデート 2007/03/03
じゃあ たまにはデートしようか。
ランチを一緒にね。

夫の30年来の友人からの嬉しい電話を受け取って、春の風が吹き始めた土曜日 久しぶりに会いに出かけた。
お互いの家族のことや昔のおかしなエピソードに笑いながらあっという間に時間が経ってしまう。
ほとんど、夫の思い出話で盛り上がり、恐らく彼はくすぐったかったろうなあ。
いや、一緒にいたのかな?

こんな風に、彼の友人達は優しい。
きっと、彼が後ろにいるんだろうな。
ありがとう
ひとりごとですから 2007/03/18
時には愚痴も綴ってしまいます。
だって、ひとりごとですから。
読んでくれた方には申し訳ないけれど、聞き流してください。
忘れちゃってくださいね。

あまりの仕事量とプレッシャー 乗り切れるかなあと心配になる。
だって納期2ヶ月のはずなのに、仕様が決まったのはほんの数週間前、まだ確定していない個所も残っている。なのにエンドは決まってるって。。。。
トホホ です。阻止しなかった自分が一番悪いのは分かっているけれど。
真夜中ご帰還の毎日です。

さて、それにしても今日は日曜日
ちょっとだけ朝寝坊(と言うか起きられないだけですが)
焦る気持ちを抑えてアルバム1枚、聴くことにしました。
選んだのは「Songs」 なんてシンプルなアルバム名 だって Songsですよ。
針を落とせば、達郎さんの声が若い。大貫妙子もいい感じです。
レコードがいいなあ。雑音が入ってもレコードの音が好きだなあ。
そう言ったら息子の音の周波数がどうとかの講義が始まって、要するになめらかってことね。
しかし、アナログはお金がかかるからね。スピーカーとかアンプとかプレーヤーとか針とか、こだわったらきりが無い。だからデジタルなんだよ。安いもんね。って息子。
そんなに良い耳を持っていない私は今で充分です。
やっぱり音楽っていいなあ♪
焦って不安になっていたけれど、いつもの自分に戻れた気分でした。
贅沢な金曜日 2007/04/12
この一月半、相当貧しい食生活を送っていました。
なにしろ帰宅は真夜中、お料理する時間もなく冷蔵庫は空っぽだし。それでも抱えていたやっかいなプロジェクトも終わりが見えてきて、先週の金曜日、やっと土日休みが取れることになって気分はうきうきでした。
とは言え、夜の9時半を過ぎての帰宅です。
いつもは車通勤だけど訳あって、バスで帰ります。
話せば長くなるので、カットしますが要するに数日前の夜中、愛車レガシィが帰宅途中に陸橋の下で、とうとうプツンと動かなくなり翌朝早くに牽引されて行ってしまったからなのですが。。
いつもは浦和駅西口行きに乗るのですが、たまたま来たバス「プラザイースト南行き」、、、うん?なんか我が家に近そう。
バスにも電車にも乗りなれない私、思い切って乗ってみることにしました。
案の定間違いなく我が家の方向ではあったのですが、降り立ったのは20年来我が家御用達のお寿司屋さん「浜寿司」のまん前でした。
お腹も空いて極限だった私、それに冷蔵庫は空っぽだし、kaiちゃんが待ってるだろうなあと思いつつ、明日は久しぶりのお休みだしと言うわけで、私の左手はガラガラと戸を開けていたのであります。
金曜日なのに、一人だし、この時間だし、、ためらいもあったけれど、いつもの優しい板さんと女将さんが出迎えて、「もうデッキ完成しましたか?」なんて聞いてくる。ご近所さんはなんでも知ってるのね。
美味しいものが食べたいなあと思ったら、我が家では浜寿司と決めています。
たまに、レッズの選手に会えたりもします。
この日は、T選手がご家族といらしていました。
大好きなあん肝を肴に丹波の辛口のお酒をいただき、今日は貝類を中心に握ってねなんて我がまま言いつつほろ酔い気分で帰ったのでした。
もちろん、kaiちゃんの熱烈歓迎が待ち受けておりました。
ね、kaiちゃん バスのせいなのよ、ママが遅かったのは。ごめんね。
あの子のこと 2007/05/14
ちょっとだけ仕事の合間に立ち寄った本屋さん。
なんとなく、棚を眺めていると うん? ゴールデンかしら?
愛くるしくもせつない眼差しでこちらを見つめる写真に目が行った。

我が家にも金色の子がいる。
黒目の大きな子 クリクリ良く動く瞳。
桜色の長いハート形の舌を持つ。
ふさふさの尻尾はいつも揺れている。
私が食事をしていると、傍でお座りしているがその内、顔を膝に載せて来る。
なでてと言うように肘を頭でこつんとつつく。なでる手を止めると、再度こつん。
テレビを見ていると、ソファーに乗って来て膝の上に頭を載せて横になる。
ふーっと鼻でため息をついたら、スースー気持ち良さそうに眠ってしまうこともある。
キッチンでお料理をしていると、私の足元にポトンとボールを落とす。何度も何度も落とす。仕方ないので足でちょこっと蹴ってあげる。それだけで大喜びだ。
だから、リビングでは夜遅くなってもボール投げをする。
最近は月を見ながらデッキで、二人おしゃべりをする。
今朝は早起きをしてシャンプーしてあげたから、背中はくりっとカールしているだろう。
いつもよりふわふわしているに違いない。

その子のことを思いながらページをめくってみた。
2ページ読んで、その本を持ってレジまで行っていた。
もう、2ページだけで十分だったのだ。
それがもしもどこにでもあるようなつまらない恋愛小説であっても、途中でうんざりするような文章であっても、結末にがっかりすることになっても、とにかくそれがどんな本であっても良かったのだ。その2ページだけで十分だったのです。私にとっては、完璧だったから。

犬と、とりわけゴールデンと一緒に暮らしている人はきっとわかるはずだ。
このせつない気持ち。

帰りの電車の中で続きを読もうと思ったが、やめた。
はじめの2ページだけの余韻にまだまだ浸っていたかったから。

「一分間だけ」-----原田マハ

初めて知る名前だったし、どんな小説なのかもまだ知らない。
でも最初の2ページ 素敵です。
犬と一緒にいる人にはわかります。
飛鳥のこと 2007/06/18
秩父の渓流で水遊び 飛鳥11歳の秋
キャンプや山登り、スキー いつも一緒でした。最後のトレッキングは車山高原の八島湿原でした。


飛鳥は12歳と4日で突然旅立ってしまいました。
肥満細胞種という病気でした。

12歳になっても元気に飛び回っていたのですから、その4日後のことを想像だにしませんでした。お別れはまだまだ先のこと、彼は15歳まで生きるんだなんて勝手に決めていたのです。
体のあちこちにできていた腫瘍については、時折病院で大きさを測ったり気を付けてはいましたが、12歳の誕生日にたまたま耳の調子が悪くて病院に行った時、「この腫瘍だけは痒がるんですよ」と先生に言ったら「ではちょっと、検査してみましょうか?」と言われたのです。
検査の結果は悪性、すぐにでも手術するべきとの診断でした。
後にして思えば、何故他の病院でも診てもらわなかったのだろう、手術しなければもっと生きられたのだと、後悔することばかりです。
手術は成功したけれど、3日後の朝、病院からかかった電話を取った時の夫の声が忘れられません。
大きな声で、電話の向こうの人を怒鳴りつけていました。
「そんなことって、ないでしょう! 」

手術が危険なこともあるなんて、一言も言われなかった・・・
手術すれば、治るのだとばかり思っていたのです。
これはただただ、私達の無知によるものです。
飛鳥を守るためには、肥満細胞種と言う病気のこと、どんな内容の手術なのか、飛鳥の年齢ではその手術に耐えられるのか、調べて調べて、もっと良い判断をするべきだったのです。
手術をしなければ、恐らくもっと長く何ヶ月か、またはそれ以上も生きることができたと思うのです。

たくさんの楽しい思い出を残してくれたけれど、手術の前日に禁じられていたお水が欲しくて悲しそうにしていた顔ばかり思い出します。
手術後に毎日会いに行ったケージの中で、鼻を鳴らしていた顔ばかり思い出します。
楽しかったことを思い出すのだけれど、やっぱり、可哀想だった。ごめんね アスカ・・・

神様は私達が寂しくないように、飛鳥を先に行かせてしまったのだと思っています。
飛鳥と海、それぞれに私達の傍らにいてくれます。

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やっと、ここに飛鳥のことを書く気になったのはドッグランで友達になったラブラドールのコニーちゃんが今、肺がんで治療を受けていると知ったからです。
いつかは来るお別れ、でも家族と少しでも長く一緒にいられますように心からお祈りしています。
友人のイングリッシュセッターの女の子は8歳の時に発病して手術はしなかったけれど、それから2年以上頑張って生きました。みんな、それぞれに大切な命、最後まで家族と一緒に幸せに行き抜いて欲しいです。

きっと、神様は聞いてくださると信じています。
なんってったって、にっこにっコニーちゃんだものね。
飛鳥のエピソード 2007/06/21
先日、飛鳥(アスカいつもはアチュと呼んでいた)のことを書いたので愉快なエピソードを一つ。
ある日、スーパーにアスカを連れて買い物に行きました。
外のポールにアスカをつないで、店内でふらふらとお買い物をしておりました。
すると、むむっ?
通路から一瞬見えたのは、犬?
目を疑ったのですが、店内を大きな犬がたったったったと走っているではありませんか!
あれぇ? この店には犬がいるの?
って、そんなわけないか。
もう一度良く見たら なんとアスカではありませんか!!!

もちろん、こちらを見つけて大喜び、お尻フリフリで大感激です。
冷や汗たらたらでそそくさと帰ってまいりました。
お店の人に見つかったのかどうかもわかりません。
とにかく、大急ぎで退散しましたから・・・

胴輪 あれはいけません。
簡単に抜くことができます。
現場を押さえられなかったのでとても残念ですが、どんな風に抜けるのかしら。
体をくにゃくにゃしながら、必死の彼の姿を想像するとなんともおかしい。

今も時折、スーパーの店内を結構なスピードで走り回るアスカを目に浮かべては笑ってしまいます。
海ちゃんとお揃い 2007/07/07
あんまり嬉しいので、ちょっと自慢しちゃいます。
海ちゃんのカラーと私のベルト、お揃いで作っていただきました。
もちろん制作は週末革職人ことキキパパさんです。
いいでしょ!って見せびらかしちゃってごめんなさい。
でも本当に素敵な出来栄えなので。
チョコレート色のきれいな色、お星様が可愛い、サイズもぴったりでした。
KAIと刻印してあります。(写真をクリックして拡大したら見ていただけると思います。)
そして、ベルトにはワンコ足あとの刻印が可愛いの。
大事に大事にずっと使います。
このベルトをつける度、ほんわか幸せな気分になりそうです。
海ちゃん、お願いだから大切にしてよね。
雨の日の一枚 2007/07/15
雨音を聞きながら目覚めるのって結構好きです。
雨と判れば、あきらめて静かに過ごしましょう。
休日の朝は、とりあえず1枚選んで針を載せます。CDではなくレコードなのです。
久しぶりのマイルスをコーヒー3杯分淹れて、楽しむことにしました。
「MILES DAVIS FOUR & MORE」
間違いなく、最高の一枚。
Sunshine Days 2007/08/14
探求者 songs by初芝崇史

2年ほど前になるが、初芝崇史君のCDを息子がプロデュースしたことがあった。
ほとんど1年がかりで我が家をスタジオ代わりにしてコツコツとツルハシとシャベルの仕事だった。あの頃、まだkaiちゃんはパピーで、リビングでピーピーなるおもちゃで遊んでいたら、「悪いけれどkai、静かにして?」って、お願いされていた。
初芝君の歌声が2階の部屋から聞こえてきて、素敵な声だなあと完成を楽しみにしていたもの。何度も何度も同じフレーズを繰り返し、、、OKが出た気配がするとこちらもほっとしたりして。

何かものを作り出すと言うのは素晴らしいと思う。
特に人の心に訴えることのできるもの、音楽や絵画や造型など。そしてそれらに寝食を忘れて夢中になれる人たち。
残念なことに、私には全くそんな才能がないのでつくれる人が本当に羨ましい。

今日、久しぶりに彼が訪ねて来ておしゃべりしていたらなんと、映画に出演するとか!びっくり。それも、大好きなブレバタの映画だそうです。
70年代から80年代のポップスが満載かしら。
タイトルはサンシャイン デイズ
TVドラマが神奈川テレビで8/12からだそうですが、我が家では見られないので、来年春の劇場版公開を楽しみにしています。
これを機会にもっと彼の音楽も知られるといいなあと思ったことでした。

と言うわけで、初芝君のCDのご紹介です。
初芝君のサイトはhttp://www.hatsushibatakashi.com/
映画Sunshine Daysの公式ページはhttp://sunshinedays.jp 
心がけていること 2007/08/19
ずっとお気に入りのレブロンのトップコート
同じネイルエナメルでもこれを塗ればキラキラになる。

人を羨むことはみっともないことであるが、何か一つあげよと言うなら、美人に生まれた女性をあげます。
顔じゃなくて心だよなんて言うけれど、やっぱり美人はだんぜんお得なのです。
同じ女性に生まれて、それだけは痛感いたします。

でもね。あきらめたら終わりです。自分を磨くための努力はするに越したことはないのです。
当然内面を磨くことは大事ですが、外側も重要なのですよ。
見た目が変われば気分もうきうきしてくるものですからね。

さて、私がいつもこだわっているのは、爪を磨くことです。
仕事を終え、家事を片付けて、コーヒー(夜ならワイン?)飲みつつ一本一本の指先に色を載せていくのは実に楽しい作業です。
たまに白魚のような指をした女性を見かけると本当に羨ましく思いますが、色が黒くても少々ずんぐりしていてもきれいにマニキュアすれば見違えます。

夫は私が身に付けるものや、お化粧や髪型にとても関心があります。
きれいにすると、可笑しいけれど機嫌がすこぶる良いのです。
女性はきれいになるためには努力した方がいいよ、相応なものでよいから頑張って良い物を身に付けなさい、おしゃれは大事だよ、と事あるごとに言います。
そう、できる範囲でいいからきれいにいてねってことです。(笑)

それで私はせっせと爪を磨きます。
娘は「ネイルサロンに行くのが自分の唯一の贅沢なの」と言います。彼女の爪はいつも色とりどりの星やら花やらできらっきらしています。
私もがんばろう。
秋になったら赤いマニキュアでしっとり大人の女を演じるのもいいでしょうね。
朽ちてもいいんじゃないかな............. 2007/09/04
白樺(ジャコモンティ)まだ若木なので幹肌は白くないけれど。

毎月、ひそかに楽しみにしている穂高ドッグランの穂高通信。
先月行かれなかったので8月号と9月号をまとめて読ませていただきました。お庭のこと、ワンコのこと、キャンプレポートなどなど盛りだくさん。

その中で、あらいちゃんのコラムに目が留まりました。
毎回ログハウスについてのあれこれが書き綴られているのですが、今回はウッドデッキについてでした。

ウッドデッキ、長持ちするに越したことはないけれど、木なんですから
[腐ります」でも「朽ちる時が来ても・・・いいんじゃないかなあ…」の言葉
ふむふむ… そうかもそうかも。
確かにそうなんですね。朽ちてしまうからこそ愛おしい。今を大事にしたい。
私にしたってそこそこ生きてもあと20年?30年?
先のことはわからないけれど、いつかは確実に朽ちて行く。
人も犬も木も永遠ではない。
いつかは消えてなくなるから、今がとても大切に思えるのですね。
「朽ちてもいいんじゃないかな…」そんな風に考えると、見方が変わります。

我が家は建ってもうかれこれ25年近く
一般のお家の平均寿命は30年と言うから本当は建て替えの時期も迫っているのかもしれない。確かにあと数年で建て替えようと思っていたのです。
でも、今はできれば少しでも長く住みたいと考えるようになりました。人をお招きするにはちょっと躊躇ってしまうほどくたびれている箇所も目に付くけれど(askaとkaiの仕業でもある)、それでもまだまだしばらくはこの家を大切にしよう。
そう考えて今年の春、念願のウッドデッキが完成しました。
それは遥かに想像を超えて、毎日の生活に新しい風が吹き込んだようでした。

白樺の樹を2本植えました。
この夏の猛暑にも耐えて、まだ2cmほどの幹でしかないけれどすっくと空に向かっています。
成長して白く美しい樹になる日を夢見ています。

朽ちてもいいんじゃないかな.................................
固執することなく、淡々と呟いてみました。
だから今日はあなたを思って過ごします 2007/10/23
毎年迎えてしまうこの日をどうやって過ごそうか迷います。
また一つ年を取ってしまった私とずっと若いままの彼。
それって、ちょっとずるい。
平山郁夫展「祈りの旅路」 2007/10/25
竹橋で打ち合わせがある日は、時間に余裕があれば東京国立近代美術館を覗くことにしている。
その日は「平山郁夫・・・祈りの旅路」が開催されていたので、2時間ほど早めに出かけて行った。
箱根の成川美術館で初めて作品に出会ったのは、随分昔。
全く知識のない私が想像していた日本画は、富士山や松や梅といったモチーフで墨絵のようなイメージであったのに、そのシルクロードの絵は全くそんな先入観を一掃させてしまった。

以前テレビから平山郁夫氏が広島の被爆者であることを知っていたので、「祈りの旅路」と題した今回の展覧会はどうしても観ておきたかったのだ。
「仏教伝来」から始まって仏教をテーマとした作品が多くあるが、仏教徒と言うわけではない。
インド、シルクロードへ繋がり、オリエンタル且つ幻想的で雄大な砂漠や古代遺産の風景が広がる。
取り分けそれらの風景の空の色が非常に印象的であった。
紺碧であったり黄土色であったり、強いオレンジ色であったりするのだが、「広島生変図」の空だけは真っ赤に燃える赤色だった。

知名度が圧倒的に高い一方では、その商業主義に対する批判もあるようだが、喜寿を迎えても尚、創作意欲の衰えていない氏には心から感服する。
ペンタックスカメラ博物館 2007/11/04
恒例の益子陶器市に訪れたついでに、「ペンタックスカメラ博物館」に行って来ました。
残念なことにその数日前にペンタックスがとうとうHOYAに合併されてしまい、最後かもしれないなあと思ったから。
入り口の看板の「ペンタックス株式会社」の文字もなくなる運命かと思うと、寂しいもの。
昨年、手に入れたデジタル一眼レフK100D、かなり気に入って使っています。その後にK10Dが発売されて入手不可能になったほどで、Kシリーズが好調だったのに残念でなりません。
思えば、コニカもミノルタももう無いのですよね。
巨大なキャノン、ニコンが無くなることは無いと思うけれど、オリンパスには頑張って欲しいなあ。

さて、「ペンタックスカメラ博物館」閑散として寂しい休日の工場の3階にそれはありました。
写真発明当初の銀板写真から現在までの世界中のカメラが一堂に、年代順に展示されているのは圧巻でした。
何の知識もない私が見ても、「は?っ」とため息が出ました。
コレクターが見たら、さぞ感激することでしょうね。
にもかかわらず、眺めている間 訪問者は3人きりでしたけれど。。。
中でも、感激したのはローマの休日で新聞記者が使用していたライター形miniカメラECHO-8があったこと。映画のラストシーンが思い浮かびました。
豆カメラと言いながら、かなーり太いペン型のカメラもあったけれど。これじゃあ、字は書けないでしょうよ(笑)
小さな小さな3cmほどの一眼レフカメラも。可愛くて思わず欲しくなりました。
いつか訪れたいと思いつつ伸ばし伸ばししていたのですが、来て良かった。なかなか有意義な時間でした。
単焦点レンズの魅力 2007/11/18
カメラのお話しをもう少し。
私がやっと昨年の秋に手に入れたのはペンタックスK100Dのデジタル一眼レフ。
カタログを集め、ネットで調べまくり、カメラ店のお兄さんにあれこれ聞いて、調べに調べた結果、オリンパスのEシステムやニコンのDシリーズに憧れつつも、初心者向けのK100Dに落ち着いたのでした。当時は手ぶれ補正が付いていたデジタル一眼レフはソニーα100とペンタックスK100Dだけだったのです。
お値段もリーズナブルだったし、キャッシュバックも付いてたしでK100Dに決まり。
その後、K10Dが発売されて、買い急いだのを少々後悔もしましたが。

手頃な標準ズーム「DA 18-55mm F3.5-5.6 AL」で、とにかく1年間撮りまくり、自分の才能の無さに落胆しつつ、それでも写真を撮る楽しさに少しづつはまってしまったのでした。
さて先日、念願の交換レンズを手に入れました。腕の無さを道具にカバーしてもらおうと思ったのですね。
大体、物を買う時は散々迷った挙句にまだ決まらないと言うほど優柔不断の私ですから、今回もあれこれ迷って頭の中は大混乱でした。
元々は望遠ズームを買おうと思っていたのに、購入したのは隠れスターレンズとも言われるペンタックス「FA35mmF2AL」と中望遠のリミテッドレンズ「DA 70mm F2.4 Limited」。
いずれも単焦点レンズです。
小さくて軽い。名前だって、何しろ「パンケーキ」なんですもの。
ズームは便利だけれど、いかんせん暗い。
その点、単焦点レンズは圧倒的に明るい。ぴたっとピントが合った時にはシャープで且つふんわりした感じで、ボケ味も素敵です。
フィルムカメラを使っていた時、ズームレンズよりも50mmの標準と135mmの望遠の方が魅力的な写真が撮れていたことを思い出しました。

今は、あんなにレンズだの、フィルターだのとこだわっていた夫の気持ちもわかるというもの。カメラなんて1台あれば充分と思っていましたが、2台も3台も欲しがる気持ちもちょっと、わかります。

晴れた休日に「FA35mmF2AL」を付けたカメラをぶらさげて、「DA 70mm」をウエストポーチに忍ばせてkaiと散歩に行くのが楽しみです。
まあ、撮る写真の腕はともかくね。
いつかきっと 2007/11/28
フェルメールの「牛乳を注ぐ女」を目当てに、六本木国立新美術館へ行ってきました。
平日の夕方それも閉館間近でしたので、それほどの混雑もなくゆっくり鑑賞できました。
フェルメールはここ数年大変な人気ですね。
私も大好き。
「牛乳を注ぐ女」
静かなひっそりとした絵だと思っていましたが、実際の印象は画集で観るよりもずっとずっと明るくて美しい。
壁の白さと女性の黄色い衣服とラピスから作られた絵の具で描いた青い前掛けがとても鮮やかでした。
キラキラ輝いている絵でした。
先日放映されていた新日曜美術館でこの絵を取り上げていました。その出演者の一人がこの絵に描かれている女性がすごく疲れて見えると言っていました。いえ、絶対にそんな風には私には見えませんでした。とても美しい顔、安らぎを与えてくれる表情に見えました。
フェルメールは聖母マリアを描いたのではないかとさえ思いました。

美術館を出て、いつか絶対オランダに行きたいと心に決めました。単純なので、すぐに夢中になってしまう性格です。
でも、これは前々から思っていたことです。
オランダと言えば、風車とチューリップ そして何よりもゴッホとレンブラントとフェルメールの国 近い将来に実現できたらなあ。。。と夢は広がるのでした。

さて、夜は東京オペラシティへ千住真理子さんのコンサートに行ってきました。
すごくすごく、素晴らしい演奏で感動しました。
こんなにも美しい音色を聞いたことはありません。その音色は心の底にまで染み渡り祈りにも似た思いが湧き上がるようでした。

芸術の秋を堪能した日でした。感謝!
WE WANT MILES 2008/01/03
ジャズは嫌いなんだ。
そこに居続けるだけで、新しい物を受け入れようとしないから。
でも、マイルスは別。彼は常に挑戦し続けた。

何年も前にそんなことを言っていた彼からのクリスマスプレゼントだ。
「WE WANT MILES」
少し年を取った今はジャズが好きかもしれない。

当時、新宿でマイルスは何度かライブを行っていた。そんな夜、二人で歩道橋の上でその音色をわくわくしながら聴いていたことを思い出した。
めちゃめちゃ、かっこいいアルバム!
備えあれば憂いなし 2008/01/14
すごく古いですが、素敵なエディット ピアフ

3連休、1日目は雨、2日目は風に負けて結局どこにも出かけずに家で過ごしました。
最終日はkaiを走らせてあげようと出かける予定を立てていたのに。
いつものようにレコードをターンテーブルに載せて、コーヒーを淹れようかなと思ったら、??スピーカーから出る音がおかしい。左側の音がかなり小さい、ほとんど出ていない。
やれやれ、壊れたか?
それに傷もなくいつもは問題ないレコードなのに針が飛びすぎる。
我が家のオーディオ機器、アンプもイコライザーも、レコードプレイヤーもみんな実は30年ものなのです。後生大事にTEACのテープデッキまであります。思い出もあるので、なかなか捨てられないのです。ましなのは、一昨年買い換えたB&Wのスピーカーだけ。スピーカーだけは買い換えたいなあと言っていた夫も喜んでいるかしら。

こんな時はやっぱり、頼りになるにいにに電話するっきゃない。
彼曰く、「CDは問題ないなら、それはたぶんプレイヤーか針、カートリッジの不具合だと思うよ。」
ふむふむ、超機械音痴の私。
「カートリッジって、どう代えるのよ」
「カチッとやるだけさ。とりあえず、見てみないとわからないよ」
そりゃあ、そうだよね。
すみません。たぶん、釣りでお取り込み中だったかな?

それから何時間も何枚ものレコードを聴いて、おかしい、おかしいとネットで調べたり、果てはプレイヤーの価格を調べ始めたり。。
プレーヤーが壊れていたら、どうしましょう。
原因がカートリッジとしても、こんな古いプレーヤーでは合うカートリッジが販売されていないかも。
昨日まではなんともなかったのに。心はブルーです。

そうこうしながら、結局は夫が貯めこんでいた幾つものカートリッジを見つけたのです。
なんとか代えてみました。言われたとおり簡単でしたけれど。
備えあれば憂いなし!やっぱり彼は偉い。今頃にんまりしているかもしれません。
悩まないで、初めからそうすれば良かったのです。
治りました!!

ああああ?、良かった。
こうでなくっちゃね。またまた何枚ものレコードをかけながらチェックして、レコードをクリーニングしたりで何時間も過ぎてしまいました。
やれやれ、もうこんな時間。
そう言えば、夢中だったのでヒーターは給油ランプがついてそのまんまです。冷え切った部屋でお腹も空いて来ました。コーヒー淹れましょうかね。
kaiちゃんは諦めてソファーでふて寝しています。

仕方なく遠出はやめて、長いお散歩に出かけることにしました。もちろんkaiは大喜び。
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