kaiだらけでごめん 海ちゃんのお気楽生活
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あれもこれもしよう  2024/01/03
あれもこれもと欲張りなわたしです。
けれども、時折り思います。
「無くてならぬものは多くはない」
第一のものを第一に。
歳を取ればなおさら思うのです。


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ヤコブの手紙 4:14,15
あなたがたは、あすのこともわからぬ身なのだ。あなたがたのいのちは、どんなものであるか。あなたがたは、しばしの間あらわれて、たちまち消え行く霧にすぎない。
むしろ、あなたがたは「主のみこころであれば、わたしは生きながらえもし、あの事この事もしよう」と言うべきである。
Trees 2023/11/23
樹を見るのが好きです。だから何処に行っても、ついつい樹の写真を撮ってしまいます。
そう友人に話したら、この詩を教えてくれました。

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Trees

I Think that I shall never see
A poem lovely as a tree.

A tree whose hungry mouth is prest
Against the earth's sweet flowing breast;

A tree that looks at God all day,
And lifts her leafy arms to pray;

A tree that may in Summer wear
A nest of robins in her hair;

Upon whose bosom snow has lain;
Who intimately lives with rain.

Poems are made by fools like me,
But only God can make a tree.

作詞: ジョイス・キルマー Joyce Kilmer (1913, 詩作)

#tree
手  2023/10/23
体重は増えていないのに、指が太くなったらしい。中指にはめていた指輪が入らず、仕方なく薬指にしている。少し緩いのでぐるぐる回ってしまい、気づけばいつも指輪の裏が手の甲の側に来ている。
シワが増え、血管が浮き出て、その上、指が短い。ギターを弾くために爪は深爪するくらいに短く切っているから余計にずんぐりむっくり、なんだか残念な手だ。細くしなやかな手に憧れるけれど、それでも嫌いにはなれないわたしの手だ。

手が好き。どんな人の手を見ても愛おしく思う。
夫の手は指が長くてすらりとしていた。握った手の少しごつごつした感触を忘れていない。母の手は水仕事で荒れていたけれど、その手をいたわるように彼女は大事にプラチナの指輪をはめていた。そのふっくらした柔らかい手を思い出す。
息子や娘の手もすぐに目に浮かぶ。可愛い手。大人になっても。

手を握る、今は孫娘と手を繋ぐくらいだけど、コロナ禍が過ぎつつある今、時には握手の手を差し伸べたい。

手を握る、そこには特別な思いがある。
ありがとうの思い
大丈夫だよという思い

いつか、その日が来たら、あなたの手をこの両手で包んであげたいと思っています。
真実の人 2023/08/19
時々、後藤健二さんのことを思い出す。
嘗て、ニュースで知っただけの人だ。
無論、彼の人となりや人生について何も知らない。

ただ、わたしの中にあるのは、
彼は一匹の羊を探しに行き、友のために命を捨てたということだ。

世界は彼の行為を無謀で愚かで、迷惑千万なことであったと言う。
でも、本当に尊いことは多くの人には見えていないのだと思う。

わたしたちの人生なんて、ほんのほんの小さな砂粒のようなもの、
果てしない宇宙の中で、ほんの一瞬浮き上がったほこりのようなものだ。
それに気づいても、知らぬふりをして通り過ぎてしまう。

この命をどんなふうに生きるのか、死んでいくのか、考えている。
大きなこと、人から称賛されるようなことは成せるはずもない。
ましてやそんなことはすぐに消え去り忘れ去られ、本当はどうでもよいことだ。

真実に生き、死ぬことができるようになりたい。
そうする勇気がほしい。
獅子渡り鼻 2023/05/08
ゴールデンウイークだと言っても、自由気ままに仕事している私にはあまり関係がありません。でもクライアントがお休みだと思うと、メールもないし、気が楽です。

どこも混んでいるから、お家でゆっくり過ごしました。読みたかった本を読んだり、音楽を聴いたり、少し仕事したり、そしてぼんやりしたりね。

読書といえば、小野正嗣さんの小説三昧でした。「獅子渡り鼻」「人魚の唄」「マイクロバス」

「獅子渡り鼻」は兄と二人で母にアパートに置き去りにされ、一人、母の故郷である海辺の集落にやってきた少年、尊の物語。やるせないほどにつらくて不幸なのに、不思議なおおきなものに守られていることに気づいていきます。やり場のない怒りや悲しみをたんたんと静かにつづられる文章によって、少年の悲嘆も人生の残酷さも余計に増幅されて伝わってくるのでした。

以前読んだ「九年前の祈り」や氏が翻訳した「ファミリー・ライフ」を彷彿とさせる小説でした。それぞれの物語が必ず、どこかで繋がっているようです。

小野さんはずっと生まれ故郷の浦に心を寄せて小説を書いています。ここまで、故郷にこだわるのは、珍しいのではないかなと思うのです。自分の奥深くに埋もれている重りのような芯に沈潜するなら、時には目を逸らしたくなることもあるのではないか、書くのを躊躇うこともあるのではないか、隠しておきたいこともあるのではないか、むしろそういうことの方が多いのではないでしょうか。自己を解体し、細かく刻み、洗いざらいを暴いていくような長く辛い作業であろうと推察します。

重たい物語だったためか、少し離れたいなと思ったほどでした。それなのに、本を閉じることが難しかったです。
ライオンのおやつ 2023/04/17
何か月か前になりますが、連続ドラマ「ライオンのおやつ」を毎週、楽しみに観ていました。余命いくばくもないと告げられた女性が瀬戸内の美しい島のホスピスで死を迎える物語です。
原作の小説も読みたくて、図書館に予約していました。その本はすごく人気だったらしく、順番待ちの人が3桁になっていました。何か月も待って、ようやく読むことができました。
買えばいいのにとも思うのだけど、とにかく本がどんどん増えてしまうのがいやで、たいていは図書館で借りることにしています。
「ライオンのおやつ」とても良かったです。一気に読んでしまいました。病気になったとき、こんなホスピスに入れたらいいな。こんなホスピスがあったらいいな。

ホスピスを切り盛りしているマドンナさんの言葉がすごくいいのです。
「死って、最大級のオーガズムみたいなものではないか」確かに、そうかもしれません。きっとそうなんだろうなあ。

私にとって、自分の死はちっとも怖いものではなくて、それは冒険だと思っています。これから何が待っているか、わくわくしながらその日を迎えるでしょう。

「ライオンのおやつ」やっぱり、手元に置いておきたいなあ。
文庫もあるので、そっちにしようかなあ。でも、好きな本は単行本で持っていたいですよね。ただいま、悩み中です。

作者の小川 糸さんのご主人って、音楽家の水谷公生さんなんですね。って、これは作品には関係ないことですけれど。

彼女の糸通信 https://ogawa-ito.com/ も素敵なページです。
ワークチェア 2023/02/22
今日は腰から腿にかけて痛いのよね。姿勢が悪いせいかなあ。って、さすっていた。
坐骨神経痛?って。いやいや、姿勢が悪いからかな。

「だーかーら、もう何年も言ってるでしょ、もっといい椅子を買いなさいって。身体に悪いよ」と言われてしまった。

一日中、パソコンに向かっている。前屈みの変な姿勢になってることがしょっちゅうだ。
そうかあ、そうだよね。思い切って買おうかな、ワークチェア。
その気になってきた。でも高いし。。。。。
しかし、決めのことばは、
「お金の使い方が、違うでしょ」でした。

そんなわけで、明後日、ワークチェア探しに出かけます。



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後日、こんな黄色の椅子を買いました。そのせいか、腰も背中も痛みは無くなりました。
するとある  doing being  2023/01/10
年の始まりに、今年の目標は何かと聞かれたら本当に困ります。さして変化もなく、のらりくらりの一年になるのは目に見えていますから。とは言え、ああしよう、こうしようと色々考え、思い巡らしてはいるのですよ。

今まで、いつも焦りながら、何かしなくてはだめだと自分を鼓舞してきた気がします。そうしてお決まりの成し遂げられなかった後悔と諦め。または意に反した結果に終わった悔しさ。

けれども、過日、目が開かれたことがありました。
人は『する』にばかり固執している、立ち止まって『ある』について考えてみたら。「心の時間」という番組の聖書のコヘレトの言葉の回で、そんな問いかけがされていました。

する と ある
doing と being

いつもすることばかりに捕らわれていました。しなくちゃ、しなくてはならない、するべきだ、そんな思いで何十年も生きてきちゃいました。しかし、もっと大事なことは、あるということだったかも。

座して、『ある』について考えてみよう。どうあるべきかを考えるのではありません。それは『する』と変わらなくなってしまいます。今、自分がここにあることに思いを馳せます。新たに見えてくるもの、それは永遠のようにも思えます。自然と湧き出てくる確かな手ごたえ、実感を捕まえて胸に刻めたらと思っています。
思い浮かぶのは 2022/10/23
どんな人でしたかと
聞かれたら、即座に「笑顔の人」と答えるでしょう。
いつだって変わらずに目尻に何本もの皺を作って、にこって、笑いかけてくれる。
それだけで、嬉しくなるのでした。
それは誰に対しても同じで、そこが彼のいいところ。
分け隔てなく、どんなときにも、助ける用意がある。
その笑顔にまた会いたいな。しみじみ、思うのでした。
Marcus Miller Live 2022/09/28
待ちに待ったマーカス・ミラーのLive! 六本木のビルボードライブまで、行ってきました。

勿論、満席のフロア、始まる前から期待でわくわくの雰囲気で、熱気に満ちていました。
お決まりのプリムの短い黒いハットを被り、Tシャツ姿のマーカス、現れたとたんにすぐにヒートアップです。期待に違わず、いえ想像以上のすごいパフォーマンスで、胸が熱くなります。大好きなチョッパーで存分に弾いてくれて、私もヒートアップ、オーディエンスも盛り上がって喝采の嵐。痺れる音楽って、まさにこんな音楽のことですね!
バンドの他のメンバーたちの演奏も素晴らしくて、曲が終わるたびにマーカスは彼らを紹介して、どんなに若手のアーチストたちを大切にしているかがが伝わってきました。今までさんざんYouTubeで演奏を観ていたので、初めて観る気がしませんでした。
今回のツアーのラストライブということもあってか、最後の最後まで、熱気と歓喜に包まれるLiveでいつまでもその余韻が残りました。本当に行って良かったです。音楽への愛を強く感じるLiveでした。


Live In Billboard Live TOKYO
Marcus Miller / マーカス・ミラー(Bass, Bass Clarinet)
Julian Pollack / ジュリアン・ポラック(Keyboards)
Donald Hayes / ドナルド・ヘイズ(Saxophone)
Russell Gunn / ラッセル・ガン(Trumpet)
Cedric Moore / セドリック・ムーア(Drums)

Set List(たぶん)
1.Where My People At
2.3 Deuces
3.Maputo
4.Mr.Pastoius
5.Run For Cover
6.Gorée (バスクラリネット)
7.TUTU

En Core
・Mercy Mercy Mercy
・Come Together


#LIVE
雨降りお月さん 2022/09/20
江國香織さんはとても好きな作家です。最近読んだ本は「ひとりでカラカサさしてゆく」

抱えていた少々難しい仕事がようやく手離れしたので、平日だけど、今日はお休みすることにしました。それで、読みたかったこの小説を一気に読んでしまいました。

その感想はともかくとして、小説のタイトルにもなっている雨降りお月さんの歌詞に驚きました。知佐子さん(主人公ともいえる女性)は子供のころ、お月さんがお嫁に行く歌だと思っていたのです。あれ、わたしは今の今まで、そう思っていました。そうかあ、そうではなかったのですね。
「お嫁に行くのは普通のお嫁さん。お月さんは雲の陰に隠れているの」
「お月さんはいつでも夜空にぽつんと一人でいるんだから、お嫁に行くときもそりゃあ一人だろうなって想像してた」

私もすっかりそう思っていました。違ったんだあ。びっくりです。

幼い日、お月さんがカラカサさしてゆく姿を想像して、なぜだかすごくミステリアスで、怖いほど美しい哀感ただよう光景が目に浮かび、うっとりしていました。お月さん、一人でさみしいだろうなあと勝手に思っておりました。お嫁にゆくのにちっとも嬉しそうじゃない、悲しい姿でした。

ひとりでカラカサさしてゆく、、、知佐子さんもそうやってひとりでカラカサさして、行ったのですね。誰でもがそうであるように。でも彼女は一人がいやだったので、道連れを探したのでしょうか。道連れ、それもりゅうとしている道連れを得たのに、心はやっぱり一人だったのでしょう。

わたしは道連れもなく、ひとりでカラカサさしてゆこうと思ったことでした。悲しそうにではなく、心ひそかに嬉々として、颯爽と、さりげなく。
血がでるほどに 2022/08/27
想像していたよりも、あまりにも英語がわからないことに、がっかりしている。もう少し理解できるかと自分を買い被っていたようだ。
アメリカの友人の誘いで、あるスタディークラスにオンラインで参加し始めて4年ほどになる。週一で開催されていて、欠席したのは数回だけだから皆勤賞に近い。それなのに、全く英会話が上達しない。
ネイティブの人たちの会話を聞き取るのは本当に至難の業だ。
クラスで交わされる会話の70%は聞き取れるようになりたいのに、全くちんぷんかんぷんなこともある。
それに、加えて自分の考えを話すのも苦手だ。それも70%は伝えられるようになりたい。

まずは、耳が悪いのだと思う。音楽家は耳がいいので、どんな外国語も習得が早いと言う。わたしの聴力は確実に他人より劣っているという自覚があるから、そのせいかなあ。というのは言い訳だけど。

マンツーマンの英会話レッスンも1年間毎日やってみた。でも、だめだった。レッスンで恥を掻きたくなくて、予習してしまうから話せるように思えても、フレキシブルな会話になるとお手上げだ。

ギターも上手くならないなあとぼやいていたら、言われてしまった。
指から血が出るほどに練習しなくちゃ、うまくはならん!
持っているもの 2022/06/06
モーセが神から受けた十戒
その十番目がなんであったか知っていますか。

「殺してはならない」「盗んではならない」「偽証してはならない」など、九番目までは行いに対しての戒めでしたが、最後は私たちの心に踏み込んだものでした。私たちの欲についてでした。

「隣人のものを一切欲してはならない」出エジプト記 20:21b(聖書協会共同訳)

他人のものをほしがるな、です。
ぐさっと来ませんか。わたしはぐさっときました。
なぜならしょっちゅう羨ましがってしまうからです。でも、それは罪なんです。奪ってはいけないということではなく、それ以前の「ほしいと思うこと」がNGです。
ね、ぐさっと来ませんか。
わたしたちはいつもついつい、他人と比べてしまう、自分に無い物をねだりたがるんですね。自分の持っているものに目を向けずに、持っていないという事実の方に心奪われてしまう。それで自分は不運だ、不幸だなんて思い違いをしてしまう。
もう十分に、持っているのに。
そのことに気付くとすっと落ち着いて、心穏やかに雲が晴れたように、ものごとがクリアに良く見えるようになります。
むやみに欲しがってはいけない、欲深い自分への戒めです。
春の音 2022/03/26
今年の冬は参りました。何にまいったかというと、しもやけです。足の指がたらこのようにぷっくり腫れて、痛痒い、お風呂で温まったり、マッサージしたり、それでも治ってはぶり返しの繰り返し、やっと春が来て悩まされることがなくなりました。

冬の苦手というのなら、夜型のわたしにとっては、朝、ベッドから起き上がること、目が覚めても、冷え切った空気に、ついつい縮こまってお布団を頭からかぶってしまいます。それでも意を決して、なんとか起き上がり、しかし次の難関はパジャマから着替える時です。

そう言えば、小学生の時は、冬の朝、起きるとぬくぬくに温められた着替えが枕もとにありました。そう、母が朝早くから、こたつの中で温めてくれていたのです! なんて、優しいのでしょう。

そんなことを懐かしく思い出しながら、冷え切ったTシャツに手を通すのでした。

はてさて、3月ですね。目覚めの季節です。
地面からいろんな芽がむくむくと起き始めてきます。その音が本当に聞こえてきますよ。ね、耳をすましてみて。

春の音、朝早くの草むらで、聴けるはず、ぎゅぎゅっ、きゅっきゅというような芽吹く音です。
ギターが熱い 2022/03/11
浜離宮 朝日ホールまで、とても楽しみに出かけてきました。

渡辺香津美&沖仁 ギター・デュオ のコンサートです。
初めから情熱的なパワフルな演奏で始まりました。3曲続けた後にMCが入ったけれど、もうその3曲で胸いっぱい、ギターの音が放つ熱気に酔いしれてしまいました。

以下セットリストです。
一生懸命覚えてメモって来たのですが、間違っているかもしれません。

クレオパトラの夢(Cleopatra's Dream) by バド・パウエルBud Powell
LIBERTANGO by ピアソラPiazzolla
Nekovitan X by 渡辺香津美
ANTONIA by パット・メセニーPat Metheny
地中海の舞踏Mediterranean Sundance by アル・ディ・メオラ Al Di Meola
Made in France by ビレリー・ラグレーンBireli Lagrene

MC
5分でわかるジャズ・ギター/フラメンコ・ギターのツボ

FLAMENCO BLUE
Winter Cosmos by 渡辺香津美 書き下ろし新曲
ユニコーン by 渡辺香津美
ボレロBOLERO

アンコール
For the children

渡辺香津美さんのギター、その超絶技巧は知っていたけれど、KIRINとトチカしか、よく聴いたことが無くて、でも、このコンサートに来てよかったです。本当に素晴らしかったから。そして、フラメンコ・ギターの沖さんも想像通りに素敵でした。スパニッシュギターのサウンドの魅力に取りつかれてしまいました。
お二人の指先ばかりに目が釘付けになって、何度も驚きのため息を発してしまいました。

浜離宮朝日ホールはとても美しいホールでした。客席552席の、それほど大きくはない、細長いシューボックス型のホールです。天井がとても高いせいか、一つ一つの音が反響して、まるで自分自身が楽器の中に入り込んでしまったような気さえしました。
すごく、気に入ってしまったので、興味のあるコンサートがあったらまた何度も訪れたいと思いました。

#LIVE
寝坊の朝 2022/01/15
ママが起きなければ、いつまででも、くうくうのkaiちゃん


だらだら起きても誰も小言は言わない
夜更かしをして翌朝目覚めれば、また後悔
食べ過ぎた、飲み過ぎた、夜更かしし過ぎたと、いつものこと

今日は断食だと決心する、ワインも飲まないと決める
だけど夕方には挫けてしまうだろうと予測しながらだ
自分に甘いなあと呟く

おっと洗濯しなくっちゃ
早く干さないと、夕には雨の予報だ

コーヒー、美味しく煎れよう
今日は土曜日なのだから、いいよね、お寝坊さん
kaiちゃんもほんと、お寝坊な犬だったな
むりやり笑顔を作って、飛び起きた
わたしの家 2021/10/23
丘の上の小さな家に住もう
空に向かって
息を切らして登る坂道
やっとたどり着けば
雲の影の中に静かにたたずむ家
庭には大きな柳の樹が一本
地面に届くほどのしなやかな枝が風に揺れる
うす紫のライラックの花が満開
やさしい香りが辺り一面に漂う
近くには白樺の林と細い散歩道が続いている
扉を開ければそのまま居間が広がる
色あせた床がきしんだ音を立てる
ストーブの上でジャムが煮えている

夜中、みなが寝静まるころ、目が冴えて眠れない
しかたなく、そんな家に住むわたしを想像してみた
住んでいるのは、おばあさんのわたしだろうか
それとも少女のわたしだろうか

陽が差し込む窓辺でギターを弾く
小さな声で愛の歌を歌う
しみじみとわたしは心と語り合う
誰にも打ち明けることのない無邪気な夢を追いかける

白々と夜が明けてきた
眠れない夜はもう過ぎ去る
さあ、起きよ
暖かなベッドから抜け出して
髪をとかそう
朝ごはんはトーストにマーマレード
コーヒーはサイフォンで淹れて

丘の上のわたしの家
きっと
懐かしい人と一緒に住んでいるだろう
Next Stage 2021/11/28
そろそろ終盤、次のステージへ進みます。どうですか。どんな感じ? 
Next Stepはどこに照準を合わせるの? 流れるままに、けれども、しっかりと前を見て、進みたい。
学ぶこと 2021/08/21
ここ数年、自分の働き方を随分と変化させてきました。
コロナの影響もあるかもしれませんが、仕事量も減ってきているし、以前のようにがつがつと仕事に没頭していることも少なくなりました。そこそこ歳も取ったし、これでいいのかなと思っています。
だから、急ぎの仕事が無ければ、午前中は学習の時間に当てています。

学ぶ内に、自分の興味がどこにあるのかわかってきました。
学びたいと意気込んでいたのに、蓋を開けてみたら期待と違う違和感を感じてしまったり、求めていたわけではないのに思いがけないものに遭遇して、その魅力に囚われてしまったり、予期せぬ新しい発見がたくさんあります。
学びを通して、自分は何が向いているのか、向いていないのか、好きなのか、嫌いなのか、それこそ自分が奥底で考えていたこととか、今更ですが見えてきました。

そして、もう一つわかったこと、当たり前のことですけれど、学問とは他人から与えられるのではなくて、自分で見つけて、自分で掘り下げて、自分で獲得できるのだということです。そのために、必ずしも学校に通う必要などないのかもしれません。

学びたいことが多過ぎて、全く時間が足りません。掘っても掘っても課題がどんどん湧いてくるので、増えていくばかりです。要するに学びに終わりはないってことですね。
ともあれ、学ぶことができるって、なんと楽しいことでしょう。今、自分の居場所はここにあると感じています。
親友 2021/08/16
目を上げたら、kaiちゃんみたいな白い雲が木々の上にぽっかり浮かんでいました。彼もわたしの親友でした。

ある日唐突に、夫が言った

俺の親友はさあ、君だよ
他にはいないなあ

不意のことで目を丸くしながら
わたしもと答えた

親友、いい言葉だけど、そうそう使えない言葉
あなたに言いたい
いつまでも正しくあなたはわたしの親友です

夫が去って何年も経った
今、わたしの親友は息子と娘
もうすでにわたしを通り越してしまった彼らが
わたしの親友になった
こんな幸福はなかなかないと思う

目を閉じて夫のあの時の顔を思い出している
その時の彼の寂しさと幸福を
わたしも感じている
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