kaiだらけでごめん 海ちゃんのお気楽生活
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一人山歩きwithワンコ 2012/11/08
加藤文太郎の単独行 新田次郎の「孤高の人」とは少し違う文太郎に出会いました。

年に数回ではありますが、犬連れで(kaiと一緒に)山歩きをしています。
犬連れ登山と言えば、賛否両論あって、生態系を崩すなどの理由から絶対反対を唱える方もいます。ここでは、特にそれについての意見を述べることはしませんが、しごく当然のことながら、私なりにルールをいくつか決めていて、まずはkaiを連れて行くのは低山に限るとしています。私のラインとしては、1500m前後までが望ましいと思っていますが、地域によっても異なりますから一概に決め付けることはできません。

それと、これも当たり前のことですが、決してオフリードにすることはありません。万一のこと、例えば小動物が飛び出したり、予期せぬことが起きないとも限らないので、それに犬が苦手の登山者もいますし、誰もいないと思っていても、ふいに登山者に出くわすなんてこともあり、急に大型犬が飛び出して驚かすことの無いように、どんな場所であってもリードはしっかり持っています。
だから、伸縮式リードはとても助かります。特に下り坂の時には、うまく使うと非常に有効です。ただ、その伸縮式リードの綱が細すぎやしないかと言うことが気になると言えば気になっているのですけれど。

kaiと私の二人連れと言うことは、要するに単独行となり、これまた賛否両論です。この頃は、遭難救助の立場から単独行を止めるように呼びかけていると聞きますが、リスクがあることは承知していても、なかなか単独行者は減らないそうです。
私の場合は、単独行と言う言葉から感じられるような大それたものではなく、一人山歩きと言ったところなのですが、それでも登山であることに違いはなく、単独行に加えて犬連れともなれば、リスクは倍増ですね。

だから、山行を計画したらとにかくとにかく調べまくります。
もちろん、鎖場、はしご、岩場はNGです。犬は苦手ですから。
一緒に行く犬が楽しんでいなければ、意味が無いですし、危険に遭わせないようにするのは飼い主の責任ですから、無理は禁物です。

行く山が決まったら25000分の一の地図を手に入れて、ルートの確認を怠りません。
「山っぷ」という地図を国土地理院の地図センターからダウンロードし、A3用紙2枚に分割して印刷すると丁度良い具合です。
低山でこそ最も怖いのは道迷い、実際山で何度かひやっとしたことがあり、そこで今更ですが、地図とコンパスの使い方を学ぼうと、のめり込んでいます。
地図を読めない女を代表するような私であっても、山歩きを楽しみたいのであれば必須だと思うようになりました。
よく知られている山であれば指導票も多く立っているし、ルートもしっかりしているので、歩行中に地図を取り出す必要さえないかもしれませんが、それでも万一に備えて地図とコンパスは必携でしょう。

登る山の情報をばっちり頭にたたきこんで、装備を点検したら、最後に、山登りの前は必ず家族にどこからどの山へ登るかメール送信、下山後には無事に下山したことを連絡するようにしています。

なんて、さも用意万端整えているようですが、肝心なのは、私がバテないこと、これが難しいのだ!
日頃の運動不足を痛感させられっぱなしで、いつもkaiに励まされ、連れて行かれている私なのであります。この間も戻ってから3日間は筋肉痛でひょこひょこ歩いている始末、情けないです。

でもね、それでも山歩きは楽しい、大層辛いのに、それでも止められない。
なので、できる限りの安全登山を心掛けて行きますので、これからも当分は「女一人 with ワンコとの山歩き」、認めてくださいね。(家族へ)
単独行が無理だなと感じたら、その時は私が山登りをあきらめる時と思っています。
10月 2012/10/23
同じような毎日の暮らしですが、たまに、はっとする光景を見つけることがあります。
例えば、ある朝、テーブルに置いた花瓶の花、朝日に影が伸びていて、見惚れてしまいました。
ちらちら揺れるその影はほんの数秒の後には、ぼんやりとしたものに変わり、しだいに消えてしまいましたが、その場に居合わせたことは幸運でした。
身の回りには、些細ではあるけれど、感動できることが多くあって、それら一つ一つを見逃さずに過ごしたいものだと思います。

さて、10月は私にとっては、重い月、しっかりと自分を見つめ直す月と決めています。
立ち止まって、耳を澄まし、辺りを見渡し、進む道を確認しなければなりません。
夫が遠くへ行ってもう7年が過ぎ、なるほどkaiちゃんも8歳、私も年を取るはずです。
悔しいのは、写真の彼が一向に年を取らないことです。
私は益々皺が増え、髪は白くなると言うのに、その不公平なことに、思わず不平を漏らしたくなります。

それでも、この7年、元気に平穏な日々を過ごせたことを振り返り、家族にも周囲の方々にも、遠くで見守ってくれているであろう彼にも、心から感謝せざるおえません。何はともあれ、これからもさりげなく、いつも笑顔で暮らして行こうと改めて思っています。
大きなテーブル 2012/09/23
家具の一つ一つには思い出と歴史が刻まれていますが、その理由からこの大テーブルは捨てることができません。

若かった私たちが、大枚はたいて買った檜のテーブルと椅子。
本当はこの倍の厚さのテーブルが欲しかったのだけれど、さすがにその時の私たちには手が届きませんでした。
このテーブルで、家族での食事を何千回したことでしょうか。
食事だけでなく、勉強したり、絵を描いたり、
買ったばかりの頃、息子だったか娘だったか、宿題で社会のプリントに答えを書いていたら、柔らかな木のため、筆圧で全部、下に写ってしまったことでびっくり、私にごめんなさいって謝って報告してきて、大丈夫、大丈夫って笑ったこともあり、その答えも年月と共に他のキズと混じってわからなくなりました。

数日前、なんか汚れているねって、息子が楽器用のオレンジオイルで拭いてくれ、それでもなかなか落ちない汚れは楊枝とキッチン洗剤を使い、楊枝はキズの中に入り込んだ汚れを取るためですが、随分すっきりしました。
ひどいキズだらけでも、それを愛着に変えてくれるところが木の力ですね。
誰よりも家族のことを見てきたのが、このテーブルかもしれません。

今は1人で食卓に座ることが多くなりましたが、まだまだこれからも使い続けます。
1人での食事もこのテーブルなら、楽しい気持ちになりますから。
Your Song 2012/09/05
朝、起きたら家中の窓を開けて風を取り込み、コーヒーを煎れてまずは机の前に座ります。
今朝も青空が広がり、鳥たちがさえずり、日差しも風もそろそろ秋を告げています。
さて、朝の30分はお勉強の時間、ネットで英会話の講座を聞いています。今朝のリスニングの教材はエルトン ジョンの「Your Song」。聞き慣れた美しい曲ですが、その意味を理解して聴くと、泣きたくなるほどの優しい気持ちになりました。

引越しで多くの物を整理した時、捨てられなかった物の一つに夫の書いたノートがあります。嘗て彼がよく弾いていた曲のタブ譜です。
その中には、彼の作った曲も含まれているのですが、ちゃんと、楽譜にしていないので、今では私しか歌えません。

エルトン ジョンの「Your Song」を聴いている内に、なぜだかそれらの曲を思い出し、まだまだ忘れずに、ちゃんと歌えるのを確認してしまいました。
いつかまともにギターが弾けるようになったら、彼の曲を弾き語れたらいいなあと、妄想しています。
もの凄くスローですが、ギターの練習、続けているんです。
だからずっとずっと先でしょうが、妄想ではなく実現できるかもしれません。
誰のイス? 2012/09/01
もちろん、私のです。
長いこと、探していましたが、結局、市販では希望のデッキチェアは無いと言うことがわかりました。
そんな時には、やっぱり穂高企画さんにお願いするのが一番。
作っていただきましたよ、私のイス。

「何度も何度も座っては角度を変え、座っては直しを繰り返して制作してくださった渾身のイス」なのです。

「レッドシダーは肌触りも優しいですし
クッションやブランケットなどとの相性も良さそうです。
ポイントは肘付きの幅広なところでしょうか。
飲み物を置いて下さい。」とのメッセージ

本当にいいですよ。
他にはありません。
木だから硬いかなと思いながら、座ってみたら、なかなかお尻にも柔らかい。
吹く風を感じながら、ここで読書なんて素敵でしょ。
ああ、ますます秋が待ち遠しくなりました。

秋だけではなく、真冬だって、石油ストーブを傍らに、温かいコーヒーとブランケットを用意して、長居しちゃいそうです。
汗ばむ季節になれば、ひとりビアガーデンを楽しんじゃおうかな。

さて、困ったな。
居心地良くて、どうにもお出かけの回数が減ってしまいそうな予感がしています。
デッキチェアの写真はこちら
あなたの手にあるそれは何か 2012/08/29
ぼろぼろになってしまいましたが、聖書は言葉の宝庫

例えば、仕事に行き詰ってしまった時とか、決まって自分に向かって投げかける言葉があります。
「あなたの手にあるそれは何か」
聖書 出エジプト記4章にあるモーセへの神様の言葉です。
モーセがすっかり自信を無くしていた時、

1 モーセは答えて申し上げた。「ですが、彼らは私を信ぜず、また私の声に耳を傾けないでしょう。『主はあなたに現れなかった』と言うでしょうから。」
2 主は彼に仰せられた。「あなたの手にあるそれは何か。」彼は答えた。「杖です。」
3 すると仰せられた。「それを地に投げよ。」彼がそれを地に投げると、杖は蛇になった。モーセはそれから身を引いた。
4 主はまた、モーセに仰せられた。「手を伸ばして、その尾をつかめ。」彼が手を伸ばしてそれを握ったとき、それは手の中で杖になった。

これだけでは、単なる魔法の杖のお話のようですけれど、
10代の頃にこれを読んだ時から、私の胸の中に「あなたの手にあるそれは何か」と言う言葉が泰然と居座ってしまったのです。
すべてが上手く行かないような思いに囚われている時、何かしなければと焦ってしまう時、
この言葉を反芻してみます。
なんやかやと言い訳をして、俯いてばかりいては何も始まらない。
今、自分の持てる物を生かそうと思えてくるのです。
自分以外の者になろうとしてもそれは茶番、空回りするだけです。
小さなことでいい。何かほんの少しでも他人より秀でているものがあれば、いや秀でていなくとも好きなことがあるのなら、それを続けよう。

若い頃、育児で家の中で子供とだけ向き合っていた時には、社会から取り残される気がしたものだけど、今は子供達を愛して一生懸命に育てることが肝心だと頑張れたし、仕事が上手く行かない時にも、今与えられている仕事をとにかく全力でやろうと思えたし、全くチャンスを掴めず苛立つ時には将来のために今の自分を磨くのだと必死に勉強しようと考えた。
もちろん、いつもいつも頑張っていたわけではなくて、のらりくらりしていた時も大いにあったし、今もあるのだけれど。
やはり、良い結果を生み出すには、自分の手の中にあるものを育てて行くことしかないと思えます。

「あなたの手にあるそれは何か。」
さて、少しは元気出たかな。
今日もできることをちゃんとこなそう。それが未来に繋がるんだよね。
 
一生分の洋服 2012/08/03
海ちゃんはいつも裸んぼ! いや、毛皮のコートを着ていたんだっけ

友人たちとの会食の時、
「私ね、もう一生分の洋服を持っているので、新しいのは買わないことにしたの。」
えー、うっそーと、笑われました。

引越しをした際に、思い切って洋服を整理しました。
本当に気に入っている服、必要な服だけを残して、大量に処分したのです。
クローゼットから出したら、部屋が埋まるほどの洋服、よくもまあ、これだけの量が収まっていたものだと1人感心してしまいました。
それだけあっても、いつも着る服は同じよう、取り出しやすい服ばかり着てしまっていました。
今では、クローゼットの中も随分すっきりして、気分爽快。
見やすくなったので、今までよりもずっと変化のあるコーディネイトを楽しんでいます。

確かに、もう死ぬまで新しい洋服は買う必要が無いと思っています。少しだけ流行のテイストを入れるために、小物を工夫するとか、年にほんの1、2枚を買うに留めます。
とは言え、誘惑に負けてしまうこともしばしば。
お出かけしたら、ついふらふらっと、美しい洋服が飾られたショップに足が向いてしまいます。

もしも、新しい物を買ったら、古い物は捨てるべし!
捨てられないなら買ってはいけないって自分に言い聞かせていますが、
それがなかなか…
元の木阿弥にならないように、気をつけなくっちゃ。
確かに、一生分、あるのだよ。
壁の魅力 2012/07/26
我が家の壁は内も外もスペイン漆喰で仕上げてあります。
それも良く見かけるパターン塗りではなく、職人さんの腕が最も試される平滑な塗り方です。
嬉しいことに、名人小野さんによって白く塗られたその壁は、見上げるたびに惚れ惚れする出来栄えです。

家を建替える時のどうしても譲れなかった一つが「塗り壁」にすることでした。
我がままを言って念願叶い、10ヶ月春夏秋冬を暮らしてみて、その恩恵を十二分に受けていると感じています。
そんな気がすると言うだけですが、
埃が少ない。
空気がきれい。
からっとしている。
尤も、表面が漆喰仕上げと言うことで、昔ながらの工法の土壁と言うわけではないのですが、それでもよく言われる調湿効果はしっかり体感できるほどです。
その証拠に、この夏は例年に比べてエアコンを使う頻度がずっと少なくなりました。

まるできめの細かいバニラアイスのような質感の美しい壁、その空間はなるべく物でつぶさないように心掛けています。ついつい、壁が空いているとそこに物を置いたり、何かを飾ったりしたくなるのですが、敢えてそのままにしておきます。
壁そのものの美しさの方がずっと勝るからです。
窓から注がれる日差しや夜の照明によって作り出される光と影の造形も目を見張るほど魅力的です。
少しづつ汚れや傷が付いて行くことでしょうが、それもまた良し、経年の変化もまた趣きとなることを期待しています。驚くことに、スペインでは、100年塗り替えずそのままらしいですから。

そうそう、海部屋の壁も漆喰です。その中でご機嫌踊りを踊る海ちゃんの爪あとがたくさん付いてしまいましたが、それも良しです。
陽気なウィドウ 2012/07/10
おじいさんとおばあさんになったら使おうと仕舞い込んでいた「緑彩木賊 急須と湯呑み」

先日、テレビであるニュース番組のキャスターが「夫を亡くしたおばさんほど、元気だ」とかなんとか言っていました。
なるほど、そう見えるのだなあと苦笑いしました。
以前、女性ばかりの飲み会で「今は一人暮らしなのよ」と言ったら、
「羨ましいーーー」と一斉に言われてしまい、あたふたしました。
そんな風に気楽なものだと思われているのかと、その時も複雑な思いでした。

何年か前、やはりご主人を亡くした友人と二人で飲んだ時、
「私たち、陽気なウィドウでいましょうね」って約束したものです。
暗い顔して、一人を嘆いていたら誰もいい気持ちはしません。
ますます孤独になるばかりでしょう。
明るく楽しいところに人は集まるものですから。

私の元気の元は、私を理解し、大切に思ってくれる人がいる、いたことです。
長く夫婦として生きてきた人なら分かると思うけれど、「あれ」とか「これ」と言うだけで何を指しているか察することができる、「あのね…」と言えばその後の言葉も言わなくてもわかる。
お互いの気持ちが手に取るようにわかり、尚且つ思いやることができる、
そんな人と巡り会えたことは、大きな励ましです。

だから、息子と娘についても常々思います。
彼らそれぞれが、心を許せる良きパートナーに恵まれている、それが最も嬉しいことだと、
ずっとお互いを大切に思って仲良く生きてほしいと。
誰かが自分を大事に思ってくれること、それを信じられることって素晴らしいことだから。

陽気なウィドウ おばさんは元気ですよ。
たまには遠くへ行くのが早すぎた人に向かって、文句を言いたくなることもありますけどね。
でも、ぐっとこらえます。
きっとそれは彼だって同じ思いでしょうから。
だいじ、だいじ 2012/07/03
一年の半分が過ぎて、後半戦に入り、思わず、早過ぎると呟いてしまいました。
時折、お気楽生活の昨年は何していたかなって同じ月をめくってみます。
まあ、結局毎日同じ繰り返しで、1年前も2年前も同じように、日々仕事に勤しみ、週末はいつものドッグランへ行き、時々はライブへ行ったり、友人や家族との食事を楽しんだり、
特に変わり映えの無いお気楽生活ここ数年です。

本もできるだけ多く読みたいし、音楽もいっぱい聴きたい。
美術館巡りもしたいし、旅行もしたい。
キャンプや山登りにも行きたい。
それに加えて、今年は英会話レッスンに通ったり、ギターを習い始めたりしています。
忙しいなあと言いながら、結構好きなことやってるじゃん。

それでも、一番大事は海ちゃんと過ごすひとときです。
だいじ、だいじ この今の時間がだいじだよね。

長生きなんてしなくていい、いつ死んでもいいとか言いながら、美味しい物も食べたい、家族や友人とのおしゃべりも楽しみたい、あれもしたい、これもしたいと全く欲深いものだと思います。
さて、何が大事でしょうか。
残された人生、もしかしたらそんなにずっと続く訳ではありませんね。
今のこの時間が大事なのだと思うこの頃です。
懐かしい音 2012/06/21
えっと、ギターを習おうと思っています。
と言っても、ギター教室に通うと言うことではなくて。
インターネットでは、ギター習得のための良いページがたくさんあるではありませんか。
で、困った時にはお助けマンの息子にお願いってことで。

さて、まずはギターを手に入れなければならないわけですが、
息子に相談したら
「じゃあ、親父のギターがいいよ。
かなり弾きやすくなっているよ。
それに、結構いい音出すんだ。」
恐らく40年は経過している熟年ギターです。

丁寧に磨き上げ、弦を張りなおしてくれました。
「1日弾かないなら、弦を緩めてよ」
と言うことは毎日弾かなくてはならないのだ!
だって、まだひとりでチューニングもできないのだから。

昔、昔のことだけど、
このギターで、どれだけ歌ったことだろう。
たぶん何千回も。
息子が、試しに弾き鳴らしてみたら、その音は見事に健在なのでした。
母の日 2012/05/15
夫は記念日をとても大切にする人だったから、お誕生日や結婚記念日、クリスマス、
いつでもプレゼントを用意してくれていました。
喜ぶ顔を見たかったのでしょうね。
プレゼントって贈られた方はもちろんですが、贈った方も幸せな気分ですもの。

さて、母の日、私も彼も学生の頃にすでに母を亡くしているので、感謝する母がこの世にはいません。
そこで、彼は代わりに私にプレゼントをくれていました。
全く、私ってば、相当甘やかされていたのですよ。
子ども達からも、おまけに夫からも、ダブルに嬉しい母の日をずっと過ごしてきたのでした。

けれど、本当は母の日は私こそが家族に感謝する日なのです。
近頃、やっとそれに気付きました。
ジュスカ・グランペール『千年の戀Tour 2012』<東京> 2012/05/11
ここ数年、お気に入りのデュオ「ジュスカ・グランペール」のライブへ行ってきました。
ジュスカは西日本でのライブが多いので、東京では滅多に見られない、時々 ホームページでチェックしているのですが、なかなか。。。
しかし先月、うまい具合に東京でのライブを知り、予約することができました。
場所は赤坂のライブビストロ「「Bistro November Eleventh 1111(ノヴェンバー・イレブンス)」。
後で知ったのですが、宇崎竜童さん阿木燿子さん夫妻のお店だそう。おそらく定員50名ほどかと思われる、小さいけれど、とてもお洒落なライブハウスです。
観客席はステージを中心に横に扇形に広がっているので、ミュージシャンとすごく近くて、とても見やすいし、「ジュスカ」のせいかもしれませんが、親しい友人のお宅にお邪魔している感じがするほど寛いだ雰囲気でした。

今回は、ニューアルバム「千年の戀」を引っさげてのライブツアーです。
ジュスカのライブに行くのは3回目ですが、その度にグレードアップ、ますます魅力的になる彼らの音楽、ステージです。
「千年の戀」は古き時代と新しき時代、和と洋が良い感じに交じり合っていて、その絶妙さに驚かされます。
ライブでは、ジュスカの高井さんの熱くて胸がすくギターに、ひろせさんのせつなくも激しいバイオリンに、心底酔いしれたことは言うまでもありません。
それに加えて、ゲストミュージシャンのパリジャン「ワサブロー」さんがすごかった。
なんともドラマチックなステージで虜になりました。
相川理沙さんの澄んだ歌声にも魅了され、時を忘れました。

音楽を言葉で表すのは無理というものですが、とにかくわくわくどきどき、素晴らしいライブを見て、とても幸せな気分で家路に着いたのでした。
GEMさん 2012/04/20
昨年、家の建て替えの際、身の回りの品々を大分処分しました。
書籍や洋服や着物や食器、登山やキャンプの道具、家具、電気製品、これでもかと言うほど山のような量で、中には思い出の品も多くありましたが、思い切って捨てたのでした。
しかし、今になって未練がましいのですが、惜しかったと後悔する物もあります。
その一つにGEMがあります。
20代の頃から愛用していたのだから、いい加減くたびれていて、新しいのを買えばいいや、なんて軽く考えて処分してしまったのです。ところが、いざ購入しようとしたらどこも品切れ、おまけにすでに絶版になっていました。

三省堂「GEM英和・和英辞典」、日本で最小サイズの辞書でしょうね。
1925年に第1版が生まれたと言うから85年以上も愛されてきた訳です。時の流れと共に、1999年の第7版を最後に電子辞書に座を譲ってしまいました。

欲しくて欲しくて、やっと紀伊国屋で手に入れました。
以前の物と同じ、革の表紙に金箔の文字、側面はぐるりとこれまた金箔が施されています。
こんなに小さいのに、 風格、威厳に満ちています。
手のひらに馴染む感じに思わず、にっこり。
まだパリパリっと音がするページをめくってみました。
これからまた何十年ものお付き合い、
どうぞよろしくお願いします、GEMさん!
HIKO-KIGUMO 2012/04/14
この頃はituneで音楽を楽しむことが多いので、アルバム単位で聴くことは皆減っているのでしょうね。それはそれで便利だし、シャッフルで聴けば思いがけない曲が流れたりして愉快なのですが、未だにレコード、CDを聴くことが多い私です。
今日はいつもの雨の休日に違わず、レコードを聴くためにソファに座ります。

荒井由実の「HIKO-KI GUMO」
もしも無人島に1枚だけ持って行くとしたら、このアルバムを選ぶつもりです。
バッハでもモーツァルトでもマイルス・デイビスでもビル・エバンスでもなく、荒井由実のファーストアルバムである「HIKO-KI GUMO」
そうと、決めています。
もちろん、そんな機会は無いと思うけれど。
ユーミンはずっとずっと全部大好きだけど、取り分け荒井由実の頃の曲が好きです。
私には専門的なことはわからないけれど、
それでも音楽家である我が息子曰く、
「ひこうき雲」は実に彼女の才能が溢れ出ていて、きらきら輝いているよね。
だそう。
彼が生まれる何年も前のアルバムなのに、今聴いてもその輝きは失われていないと言うことです。

このアルバムを聴くと、18か19歳の荒井由実、そしてやはりまだ大人になりきれない小娘の私が目に浮かびます。
と同時に、今の私もそこに立っている気がするから不思議です。
何度でも繰り返し聞く度に、遠い昔の私と現在の私、
どちらも同じような姿で立ってこちらを見つめているようなのです。
結局、人は年を取ってもやはり同じ自分がそこに居続けるのですね。
ジャケットの最初のページに書かれている「誕生日」 それもまた心打つ秀逸な文章で、驚かされます。
その詩のように、今日の私、明日の私、いつでもその時の私を好きでいたいと思うのでした。

ひこうき雲/荒井由実 1973
YUMI ARAI:Piano and Vocal
HARUOMI HOSONO:Bass
MASATAKA MATSUTOYA:Keyboad
SHIGERU SUZUKI:Guitar
TATSUO HAYASHI:Drums
芽吹きの季節 2012/04/13
ブルーベーリーには可憐な蕾も付きました

庭のブルーベリーとナツハゼの若芽が日毎にぐんぐんと開き始めています。
デッキのアオダモの芽も大分膨らんできたので、たぶん週末には若緑の葉が顔を出すでしょう。
kaiちゃんとの朝散歩も帰り道では汗ばむほどだし、帽子を被ってくれば良かったと思うほどの日差しです。kaiちゃんの足を拭くタオルをじゃぶじゃぶとゆすぐ時、冷たい水が気持ち良く感じられます。

毎朝、出勤前にはゆっくりコーヒーを飲んで、新聞に目を通すのが日課です。
誰にも咎められないことをいいことに、ぜいたくにも社長出勤です。この頃は自分にそれを許してしまっています。あくせくするのも、そろそろ卒業してもいい年頃かもしれませんから。
そんなことを言ったら、先輩の方々からは叱られてしまうかしら。

今年は焦らずのんびり行こうと思って始まったのですが、なかなかそうも行かない日々が続きました。
けれど、今抱えている仕事も、そろそろ手離れしそうなので、今度のゴールデンウィークは心置きなく、羽を伸ばせそうです。

桜が終わったと思ったら、もうすぐ5月、すぐに夏の気配が漂ってきます。うかうかしていると瞬く間にプールの季節到来です。
のんびりし過ぎないようにしなくっちゃ。
そうでないと季節に置いて行かれそうです。
山登りも始めなくっちゃね、kaiちゃん!
夢中 2012/03/13
今年になって、編み物に夢中になっています。
娘に編んでもらったポンチョと手袋♪がすごく良くできていたので、
私も一念発起、とは言え、まずは小物から、と言うわけで
編みました。

スヌードと帽子、、、、完成?
細かい所を見られたら、ひどい手作業だとわかってしまうので、
写真は大きくできません。

でもね、編み物って何故こんなに楽しいのでしょう。
編んでいる間は、ただ針を動かすのに、何もかも忘れて没頭できるというのがいいんだな。
そして何よりも結果が付いて来るしね。
コツコツ地道に編んで、徐々に出来上がって来る達成感が、自己満足ではあるのだけれど、心地良いのです。
それに、大げさに何かを準備するでなく、毛糸と編み針だけを膝の上に広げるだけでできると言うのもポイント高い。
難点と言えば、海ちゃんが毛糸だまに興味を示すので、要注意ですけれど。
こちらは、娘に編んでもらったベレー帽。今一番のお気に入りです。
庭仕事の愉しみヘルマン・ヘッセ 2012/02/18
本との出会いは人との出会いに似ています。
出会う人は多くとも、心通わせられる人にはそうそうめぐり合うことはありません。
本も同じです。

ほぼ週一で、図書館に出向きます。
目に付く本を手に取り、毎回数冊は借りて来ますが、
3分の1ほど読み進んだら、やめてしまう本もあります。
若い時であれば、なんとか読み進めたものですが、
残り時間が少なくなったこの年になれば、そうもしていられません。

そんな中、出会った本、「庭仕事の愉しみ」ヘルマンヘッセ
疲れた時にふと開き、どこからでも読めば、心が澄み渡る気分になります。

ヘルマン・ヘッセさん、絵もお上手なんですね。
知りませんでした。温かみのある挿絵も心休まります。
塩水うに 2012/01/28
会社の決算処理が無事終了して、ご苦労様会と言うことで
お寿司を食べにお馴染みの浜寿司まで。

美味しいーーーーーって言うより他には言葉が出ませんでした。
こんな美味しい物を食べることができる幸せ。
じっと噛み締めました。

来年もまたこの時期に来れるといいね。
さあ、がんばろっと。
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