今年の冬は参りました。何にまいったかというと、しもやけです。足の指がたらこのようにぷっくり腫れて、痛痒い、お風呂で温まったり、マッサージしたり、それでも治ってはぶり返しの繰り返し、やっと春が来て悩まされることがなくなりました。
冬の苦手というのなら、夜型のわたしにとっては、朝、ベッドから起き上がること、目が覚めても、冷え切った空気に、ついつい縮こまってお布団を頭からかぶってしまいます。それでも意を決して、なんとか起き上がり、しかし次の難関はパジャマから着替える時です。
そう言えば、小学生の時は、冬の朝、起きるとぬくぬくに温められた着替えが枕もとにありました。そう、母が朝早くから、こたつの中で温めてくれていたのです! なんて、優しいのでしょう。
そんなことを懐かしく思い出しながら、冷え切ったTシャツに手を通すのでした。
はてさて、3月ですね。目覚めの季節です。
地面からいろんな芽がむくむくと起き始めてきます。その音が本当に聞こえてきますよ。ね、耳をすましてみて。
春の音、朝早くの草むらで、聴けるはず、ぎゅぎゅっ、きゅっきゅというような芽吹く音です。 |