海ちゃん　元気

この旅の目的の一番はセドナに住む友人ご夫妻に会うことでした。二十歳の頃からの友人です。
夫と共に結婚前からのお付き合い、心の友、大切な友達です。

前回、11年前にはお宅に泊まらせてもらったのですけれど、1週間以上もお世話になるなんて申し訳ないと思っていたので、私としてはホテルに滞在する予定でした。
会いたいよとメールをしたら、是非とも家に泊まっての返事、結局、申し出に甘えてしまいました。

アップタウンから車で10分ほど、オーククリークの清流が美しい渓谷の高台にある素敵なお宅です。

ランチは近くのタイレストラン「タイ・パレス」へ。
スパイシーなタイ料理は食欲がわきます。友人のそのまた友人ご夫妻も一緒に、楽しいひとときを過ごしました。
とたんに、わたしの英語力の未熟さを痛感せざるおえなかったのですけれど、なんとか耳を傾けました。わたしのたどたどしい拙い英語にお付き合いしてくださって、ありがたかったです。

チャペルの裏にある「知恵の木」のモニュメントです。

日曜日、友人と教会の日曜礼拝に出かけました。セドナのアップタウンのメインストリートにあるチャペルです。

土曜日の夜に着いて、翌日曜日はこんな快晴のお天気に恵まれました。

セドナに到着

成田からサンフランシスコまで約10時間、乗り継いでフェニックスへ2時間半、フェニックスからセドナへバスに揺られて2時間半、待ち時間を入れると20時間以上もかかる移動です。

サンフランシスコでの入国審査では大変時間がかかりました。以前はすいっと済んだけれど、今回はとても厳しい質問攻めでした。おまけにフェニックスからセドナへのバス移動では、高速道路の事故によって大渋滞に見舞われました。

結局、到着は夜8時半の予定が10時半を過ぎていました。迎えてくれた友人ご夫妻に心配をかけてしまい、申し訳なかったです。

11年ぶりに訪れました。仕事もあるし、当分は長い旅行はお預けと自分に言い聞かせていたのに、ある日、突然思い立って、エアチケットを手配してしまいました。

「自分がしたいと思う時にしたいことをする。そのうえ、それを思う存分生きる」フランソワーズ・サガンの『心の青あざ』からの引用です。
と言ってもその後に、こう記されています。
「それを思う存分生きるという私の不幸な運命を思う時、私は嗚咽したくなる。」
そんなに単純なことではないのですけれど、人生は儚いと思えば「やれる時にやる、したい時にする」というのは、一理あるわけです。

セドナの空は群青色と言ってもいいほど深い青色です。

千住真理子さんのコンサート　2019/09/24

千住真理子さんのコンサート「アマデウスに恋して」、
前日の夕方に旅から帰り、夜にはやらなければならなかった仕事をなんとか片付けて、旅を計画する以前から購入していたチケットを無駄にはできないと、いそいそと東京オペラシティまで出かけてきました。

千住真理子 Mariko Senju(ヴァイオリン,Violin)
川本嘉子 Yoshiko Kawamoto(ヴィオラ,Viola)
N響メンバーと仲間たち (リーダー：永峰高志 Leader：Takashi Nagamine (指揮・ヴァイオリン, Conductor/Violin))

<オール・モーツァルト・プログラム>

ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 K. 211
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K. 216
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調 K. 364(ヴィオラ・ソロ：川本嘉子)

N響のメンバーとヴィオラ川本嘉子さんとの共演で、それもモーツアルト、素晴らしい演奏でした。
やっぱりいいなあ、千住さんのヴァイオリン、贅沢な時間を過ごして、いい一日でした。
旅の疲れもいっぺんに吹き飛んでしまいました。
さて、長いことバカンスモードだったけれど、明日からは日常にもどって仕事も頑張らなくっちゃです。

#LIVE

憧れの町へ　2019/09/14