「あなたは美人じゃないけど、可愛いわよね」っていうのはほめ言葉なのですよね。
でもでも、前半部分が無ければ、すごく嬉しいけれどなんだかなあ。
よーくよく、自分でも承知しています。
鼻ぺちゃであごは長いしその上おでこ、色黒に加えて、若い時に日焼けを存分にしてしまったせいでシミだらけの顔なんだもの。
でも物は考えようで、だからこそ自分を磨くのに一生懸命になるというもの。もし、私が美人だったなら、相当なぐうたら人間になっていたと思います。
女は顔じゃない心だなんて言っても、少しも慰めにはならず、もちろん心の方がずっと大事だけれど、やはりきれいでいたいと女性なら誰でも願うでしょう。だから、少しでも見た目も良くなるように日々努めます。
誰にも会わない休日でも、できるだけお化粧することにしています。ノーメイクが理想なのだけれど、肌がきれいならばと言うことで、私は残念ながら全く自信無し。せっかくメイクしたのに、本当に誰にも会わなかったりすると、あららもったいなかったなんて、せめて、kaiちゃんがいればいいのにと思ってしまいます。
さて、いつものメイク、このところちょっと変えてみました。
ずっと同じメイクをしていると、だんだん顔が古くなってくるでしょ。メイクって流行もあるし、変化がすごく大事ですよね。
私くらいの年齢になると、(何歳?って突っ込みがきそうだけれど、聞かないでね)とにかくあまり濃いお化粧は似合わない気がします。なので、今はまつ毛にビューラーは使わない、アイラインは描かない。
大体、メイクってやり過ぎが失敗の元、また、気が変わるかもしれませんけれど、今は薄化粧がマイブーム。
およそ誰も見ていないし、ただの自己満足だと分かっていますけれどね。
以前、知り合いの60代後半の女性が
「目と鼻と口が付いていれば十分、お化粧なんてどうでもいいって60過ぎたら思うようになった」と言っていました。うーん、私はどうもそこまで到達しそうもありません。
メイクやネイル、おしゃれの愉しみは捨てられない、きれいにネイルが塗れた時は嬉しいし、新しいマスカラを使えばその日一日中幸せな気分で過ごせます。要するに自分のためなのです。
時折、挨拶を交わすご近所の80代のおばあちゃま、先日は黒のワンピースにカラフルなポシェット、爪をベージュにネイルして、薬指と小指だけピンクと水色でした。
思わずいつも素敵ですねって、声を掛けました。
おしゃれは気分を明るくしてくれます。 |