今日は嬉しいことがありましたので、記憶として記しておきたいと思います。
kaiちゃんは皮膚のリンパ腫(上皮向性リンパ腫(表皮向性リンパ腫または菌状息肉腫) )の治療のために、3月からずっと週に一度の病院通いをしています。
発症したのは、昨年2015年の10月頃、お尻のただれがあって病院に行ったのが11月、その後鼻の下が赤くなってきて、しかしかかりつけの病院では原因がわからず、専門病院で2次診療を受けて、皮膚のリンパ腫とわかったのが3月でした。
リンパ腫の中でも皮膚に起きるのは、とても稀で抗がん剤が効きにくく、いまだ治療法が確立されていません。
幸いkaiちゃんの場合は、真皮までの浸潤は見られず進行は比較的ゆっくりなため、緩和的な治療を続けていました。
しかし、その後、顎の下に大きなしこりができ、多中心型と言われる血液のリンパ腫をも発症してしまい、想像以上にその進行の速さに驚き、化学療法を選択せざるおえなくなりました。
薬が良く効いて、今はリンパ節の腫れはすっかり引いています。
そして嬉しいことに今日の診察で「リンパ腫は全身性なので悪いところを切り取って完治するということは無いけれど、今のkaiちゃんは病状が治まって寛解の状態ですね。」と先生に言われ、ほーっとしたわけです。
これからもまだまだ化学療法は続くのですが、今のところ副作用に悩まされることもなく、毎日元気に過ごせています。
一方、皮膚の方も落ち着いていて、と言うより思いがけずきれいになって、以前のひどい状態から嘘のように解放されています。
このまま、治ってしまうと思えるくらいです。
そんなこんなでこの一年、大好きな山登りもキャンプも諦めて、大人しく、地味?に毎日を過ごしています。
今は別の楽しみ方を探しているところ。調子の良い時を狙って、小旅行に出かけたりしています。
皮膚科と総合診療科、別々に専門の医師が付いて治療に当たってくれています。
良い先生に恵まれて、本当に感謝しています。 |