3週間前のことになりますが、8種混合ワクチン接種で病院に行った時のこと、何年も前からできている肩の辺りのしこりについて、以前より大きくなっているのではないかとの心配があり、細胞診をしてもらいました。
しかし病院では判断付きかねる、悪いものかもしれないとの疑いも拭い切れないとのことで病理検査に出すことになりました。
結果が出るまでの1週間は、肥満細胞腫かもしれない、もし手術なんてなったらどうしようかと、心の中ではおろおろ、本当にさまざまな思いを交錯させながらの毎日を過ごしました。
結局、悪いものではなさそうとの診断がおり、経過観察と言うことになり、ほっと胸を撫で下ろしたのですが。
もしも、重篤な病気にかかり、手術が必要などとなった場合にどう判断するのか、どんな治療を望むのか、結果を待つ1週間の間に実に悩みました。
そこで、私が出した結論は、無理な治療はしない、手術もしない、痛みを取り除くことを最優先するということ。以前よりそう決めていたはずなのに、やはり現実が目の前に起きるかもしれないとなると心が揺れ動き、あれやこれやと考えが巡ってしまうのです。
kaiちゃんが健康な時にこそ、冷静な頭で飼い主としての方針を考えておくべきことと思いました。
kaiちゃんは11歳、人間で言えば老人の域に入っています。
いつまでも一緒にいたいけれど、いつかは来るお別れ、それが少しでも先になりますように。目標は15歳、頑張ろうね。
でも、長さではなく中身が大事であることもよくわかっています。笑って楽しく過ごせるように、心地よい老後であるように、手助けができたらと思うのでした。
本当は助けられているのは飼い主の方なのですが。 |