ドーナッツ、一緒に食べようよと言って、息子が買ってきてくれました。
夕べ、ドーナッツの話が出たからねって。
その話はこうです。
少し前の雨降りの日、娘と孫のみおちゃん、もうすぐ3歳、と駅前のパルコへお昼ご飯を一緒にしようと出掛けました。
ガラス張りのエレベーターは外の景色がよく見渡せます。
すーっと上がったら、ガラスにへばりついていたみおちゃんが叫びました。
「あーー、ドーナッツやさん」
時折、ママと入るドーナッツ屋さんが見えたのです。
ボールのように弾んだみおちゃんの声。
本当に驚いた、そして嬉しかったのでしょう。
何度も繰り返して
「ドーナッツやさんがみえた」
満員のエレベーターでは、そこここからくすっと笑う声。
しあわせなことだなと思います。
ママと食べるドーナッツ、手をお砂糖だらけにしながら、楽しいひととき。
他愛のないささやかな日常のひとこまですが、しあわせのおすそ分けをもらった気分でした。
そうして、世界のどの子供たちもそんなしあわせな時間を持てると良いのにと思いました。 |