小学生の頃、社会科で日本国憲法について学んだ時、基本的人権について、戦争放棄について、非常に感動したことを今も忘れません。
子供ながら、なんて美しいんだろう、こんな素晴らしい平和と愛に基づく憲法を持つ日本に生まれて良かった、日本人として心から誇らしく思ったのでした。
最近になって、憲法を改めて読んでみると、子供の頃に感じたと同様にこれは真にすごいなあと驚いてしまいます。
東京新聞の今朝の朝刊に憲法76条が規定する裁判官の独立についての記事が掲載されており、元裁判官井戸謙一氏が「憲法は人類の英知の結晶」と述べておられました。私も心からその言葉に同感します。
他国から押し付けられた憲法だから、改正するべきとの意見がよく聞かれますが、もしそうであるならだからこそ、利害を優先するのではなく、正に「人類の英知の結晶」として、日本国憲法が生まれたのではないでしょうか。
押し付け憲法論などで判断するのではなく、内容が良ければ誰が作成したものであれ、それで良しと思うのですけどね。
非常に興味深い記事を見つけたので、以下に挙げておきます。
「憲法9条は,日本側からGHQに押し付けた妙策だった」
現在、安倍首相は憲法改正に向けて、突進しているように見えます。その突破口として96条改正に意欲的です。
自民党草案を読みましたが、国家権力を抑制するのではなく、国民を縛ろうとする恐ろしいファシズム的内容に驚き、戦慄さえ覚えました。
憲法改正に向けて、急に騒がしくなった昨今、しかし、憲法を学習しないままに改正に賛成、反対をかざすことはできません。時代にそぐわなくなったのなら、どこがどのように合わなくなっているのか、焦ることなく考え、議論を交わしていくべきです。
私達の生活に直結すること、未来の子供達に残されること、こんな大切なことを決めるのに、急かされるのはごめんです。
そう言いつつも、私は根っからの護憲派、96条改正絶対反対、9条死守ですが。
改憲バスに乗る前に(江川 紹子) |