かすかな雷鳴にも敏感なkaiちゃん、耳を澄まし始めます。
先日、仕事中、お昼過ぎ頃かしら、遠雷が聞こえてきました。
「kaiちゃん、大丈夫かなあ?」
雷が大の苦手なkaiちゃん、ごろごろ鳴り出すとパニックになって、右往左往してしまいます。
そのため、ドアやら壁やら破壊してしまうこともしばしば。
幸い、職場と自宅は車で15分もかからないので、雷が鳴り始めると大急ぎ戻ることにしています。ところが、この日は遠くでかすかに鳴っている程度だったので、きっと大丈夫だろうと、たかをくくって仕事を続けてしまいました。
さて、夕方戻ると、kaiちゃんは何事もなかったかのように、お出迎え。
でも、なんか様子がおかしい。だって、リビングの床が異常に濡れている所があるのです。
おかしい、おかしい、と、うろうろチェックして回っていたら、お風呂の窓の棚に置いてあったシャンプーが転がっている。
バスタブの蓋が斜めになっていて、むむむむむむむ?網戸がベローンと破れているではないですか!
雷に驚いて、閉めてあったバスタブの蓋の上に乗り、少し開いていた窓から脱出を試みたのですね。
ガシャガシャやって網戸を破壊してしまった。
それでも、外の柵があるので、もちろん出ることはできなかった。
その内、バスタブの蓋がずれて、残り湯の中にドボンと落ちた。
どうりで体中がしっとりしているし、リビングの床には水が溜まっているし、ソファはぐっしょり濡れているし。 |