夫は記念日をとても大切にする人だったから、お誕生日や結婚記念日、クリスマス、
いつでもプレゼントを用意してくれていました。
喜ぶ顔を見たかったのでしょうね。
プレゼントって贈られた方はもちろんですが、贈った方も幸せな気分ですもの。
さて、母の日、私も彼も学生の頃にすでに母を亡くしているので、感謝する母がこの世にはいません。
そこで、彼は代わりに私にプレゼントをくれていました。
全く、私ってば、相当甘やかされていたのですよ。
子ども達からも、おまけに夫からも、ダブルに嬉しい母の日をずっと過ごしてきたのでした。
けれど、本当は母の日は私こそが家族に感謝する日なのです。
近頃、やっとそれに気付きました。 |