この一年もお世話になりました。この笑顔も周囲のみんなのおかげです。ありがとう。
3月に東日本大震災があり、恐らく、日本中の誰でもがこの2011年は忘れることが
できないだろうと思います。
今年の漢字は「絆」に決まったそうです。
確かに「絆」と言う言葉が、否が応でもぐっと胸に沁みる一年でした。
多くを語らなくても絆と言う言葉に日本中の人々の思いが籠められているような気がします。
それでも、連日聞かされた宮沢賢治や金子みすずに辟易してしまったのは、
私だけでしょうか。
宮沢賢治や金子みすずの詩も、「絆」と言う言葉も
本当は声高に叫ぶものではないような。
時折、ふと思い起こして、心の奥深いところで、反芻する言葉、そんな気がします。
暖かい部屋でぬくぬくと海ちゃんと過ごしている私が
遠く離れた場所から偉そうなことを言うのは、恥ずべきことではあるけれど、
大晦日は、やはり東北の被災地の人々を思わずにはいられません。
来たる新しい年が、悲しい思いをした多くの人々に
明るい日が差し込む一年となりますように、心からお祈りいたします。 |