梅雨明け宣言が出たと思ったら、焼け付くような日差しの毎日が訪れた。海の日を絡めた3連休、遠出することなく連日いつものドッグランのプールでkaiと遊んだ。日焼けは禁物とわかっていても、後の祭り、すっかりTシャツの後が付いてしまった。
プール遊びで疲れたkaiは午後になってもぐたぐた寝るばかり。
外はカーテン越しにもそれとわかる強い日差し。
彼が目覚めるまでソファーに座って、とっておきのアルバム「WE WANT MILES」を聴く事に決めた。マイルスは灼熱の太陽!がよく似合う、と思う。
高く奏でるエキセントリックなマイルスの音、それに加えてマーカスミラーのベースが心地良く、思わず体が揺れる。
ウンチクを語るほど音楽通でもジャズ通でも無いけれど、マイルスの音楽を聴くたびに驚愕する。
私が死んだら、このアルバムと一緒に焼いてもらいたいなんて、思うほどだ。もちろん本気では無いのでお間違いなく。
若かった日、新宿の西口から少し離れた歩道橋の上で、彼のライブを聴いた日が甦る。今では考えられない「新宿西口広場」でのライブだ。
1枚目A面1曲目のJean-Pierreはその時の演奏らしい。
We Want Miles/Miles Davis(1981/Sony)
Miles Davis(tp)Bill Evans(ss)Mike Stern(g)Marcus Miller(b)
Al Foster(ds)Mino Cinell(Perc)
SIDE-A
1.Jean Pierre
2.Back Seat Betty
SIDE-B
1.Fast Track
2.Jean Pierre
SIDE-C
1.My Man''s Gone Now
SIDE-D
1.KIX
Recorded Live 1981, Boston, N.Y. & Tokyo |