代官山iスタジオで行われたジュスカ・グランペールの野外ライブに行って来ました。庭園に配置されたいくつもの燈火器と音楽とのコラボレーション、幻想的な雰囲気で素敵な夜でした。
第60回正倉院展の記念イベントとして奈良国立博物館で「音燈華」が開催されますが、そのプレイベントだそうです。
実に精巧な透かし模様が施された丸い灯火器、いったいどんな風に作るのでしょうか?蝋燭の灯りが透かしから洩れてできる影も美しくて、計算された日本の美と言う感じでした。
Jusqua Grand-pereはバイオリンとギターのデュオ、ここ最近の私のお気に入りです。ジプシージャズ,パリミュゼット,ラテン,タンゴ、クラシックなどジャンルに関係なく織り成される「ジュスカ・サウンド」を堪能させてもらいました。
ただ、残念だったのは代官山の駅すぐ近く、場所柄音量をあまり大きく出せないのしょう。少し物足りない感じもしました。
それと、車やバイクの音、飛行機の音、レストランから漂ってくるイタリア?ンな香り、果ては居酒屋の「カンパーイ」の声、それらにもめげず演奏してくださったお二人が少々可哀相に思えてしまいました。
とにかく今はNEWアルバム「dansez」の発売を楽しみにしています。 |