フェルメールの「牛乳を注ぐ女」を目当てに、六本木国立新美術館へ行ってきました。
平日の夕方それも閉館間近でしたので、それほどの混雑もなくゆっくり鑑賞できました。
フェルメールはここ数年大変な人気ですね。
私も大好き。
「牛乳を注ぐ女」
静かなひっそりとした絵だと思っていましたが、実際の印象は画集で観るよりもずっとずっと明るくて美しい。
壁の白さと女性の黄色い衣服とラピスから作られた絵の具で描いた青い前掛けがとても鮮やかでした。
キラキラ輝いている絵でした。
先日放映されていた新日曜美術館でこの絵を取り上げていました。その出演者の一人がこの絵に描かれている女性がすごく疲れて見えると言っていました。いえ、絶対にそんな風には私には見えませんでした。とても美しい顔、安らぎを与えてくれる表情に見えました。
フェルメールは聖母マリアを描いたのではないかとさえ思いました。
美術館を出て、いつか絶対オランダに行きたいと心に決めました。単純なので、すぐに夢中になってしまう性格です。
でも、これは前々から思っていたことです。
オランダと言えば、風車とチューリップ そして何よりもゴッホとレンブラントとフェルメールの国 近い将来に実現できたらなあ。。。と夢は広がるのでした。
さて、夜は東京オペラシティへ千住真理子さんのコンサートに行ってきました。
すごくすごく、素晴らしい演奏で感動しました。
こんなにも美しい音色を聞いたことはありません。その音色は心の底にまで染み渡り祈りにも似た思いが湧き上がるようでした。
芸術の秋を堪能した日でした。感謝! |