カメラのお話しをもう少し。
私がやっと昨年の秋に手に入れたのはペンタックスK100Dのデジタル一眼レフ。
カタログを集め、ネットで調べまくり、カメラ店のお兄さんにあれこれ聞いて、調べに調べた結果、オリンパスのEシステムやニコンのDシリーズに憧れつつも、初心者向けのK100Dに落ち着いたのでした。当時は手ぶれ補正が付いていたデジタル一眼レフはソニーα100とペンタックスK100Dだけだったのです。
お値段もリーズナブルだったし、キャッシュバックも付いてたしでK100Dに決まり。
その後、K10Dが発売されて、買い急いだのを少々後悔もしましたが。
手頃な標準ズーム「DA 18-55mm F3.5-5.6 AL」で、とにかく1年間撮りまくり、自分の才能の無さに落胆しつつ、それでも写真を撮る楽しさに少しづつはまってしまったのでした。
さて先日、念願の交換レンズを手に入れました。腕の無さを道具にカバーしてもらおうと思ったのですね。
大体、物を買う時は散々迷った挙句にまだ決まらないと言うほど優柔不断の私ですから、今回もあれこれ迷って頭の中は大混乱でした。
元々は望遠ズームを買おうと思っていたのに、購入したのは隠れスターレンズとも言われるペンタックス「FA35mmF2AL」と中望遠のリミテッドレンズ「DA 70mm F2.4 Limited」。
いずれも単焦点レンズです。
小さくて軽い。名前だって、何しろ「パンケーキ」なんですもの。
ズームは便利だけれど、いかんせん暗い。
その点、単焦点レンズは圧倒的に明るい。ぴたっとピントが合った時にはシャープで且つふんわりした感じで、ボケ味も素敵です。
フィルムカメラを使っていた時、ズームレンズよりも50mmの標準と135mmの望遠の方が魅力的な写真が撮れていたことを思い出しました。
今は、あんなにレンズだの、フィルターだのとこだわっていた夫の気持ちもわかるというもの。カメラなんて1台あれば充分と思っていましたが、2台も3台も欲しがる気持ちもちょっと、わかります。
晴れた休日に「FA35mmF2AL」を付けたカメラをぶらさげて、「DA 70mm」をウエストポーチに忍ばせてkaiと散歩に行くのが楽しみです。
まあ、撮る写真の腕はともかくね。 |