ある晩、もうみんなが寝静まったというのに海ちゃんがめずらしく吼えている。
2階からねえねがたまりかねておりてきた。
海ちゃん、さっとねえねに気付いて「ねえねえ こっちこっち 大変なんだから」
ねえね「なになに? 海、どうしたの?」
海ちゃん、ねえねをお風呂へ誘導。 先頭に立ってこっちこっちと連れて行く様子に笑える。
お風呂は海のトイレになっているので、夜間でも電気は付けっぱなしだ。
ねえね「ああ、海ちゃん チッチしたのね。それを教えてくれたの?」と片付けていると、
海「そうじゃなくって。ねっねっ あ・そ・こ」と言って窓の上の方を見上げる。
そこには、なんと大きな「ヤモリ」が窓の外に張り付いていたのです。
ユーモラスなその姿とそして何よりも海ちゃんのびっくりしている様子に笑えました。
海ちゃん、きっと大変だあと思って知らせてくれたのね。
ヤモリはその名のごとく、家を守ってくれると言われます。
我が家では、この20年の間 たまにこうしてお風呂の窓の外側に張り付いているのを見かけることがあります。大体は、つがいでね。見つけると家族で眺めて、きっと守ってくれてるんだと思ったものです。
ねえね「ふっふ 海ちゃん、大丈夫だよ。窓の外だからお家には入ってこないから。さあ、もう夜中だから寝ますよ?」
海「えーっ 寝ちゃうの? いいのかなあ」
海ちゃんにとっては、一大事なのでした。
そして、今となってはヤモリの写真を撮らなかったことを後悔しているねえねでした。
そしてそして、その一部始終を翌日になって聞かされたママ、熟睡でした。 |